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【Node.js】Node.jsでAPIを作ってデータを操作する。

2023/07/12に公開

概要

フロント側から、フォームでデータを送り、Node.js側でJSONファイルを作成して、連想配列で保存していこうと思います。

ソースコード

Node.jsのソースコード

まずは、info.jsonファイルを作成して、データを一つ入れておきます。

[{"name":"fuku","text":"pass"}]

そして、info.jsonファイルに、ブラウザのフォームから送られてきた内容をJSONファイルに保存するAPIを作成していきます。
細かいコードの説明は、ソースコード内に記述していきます。

app.js
const express = require('express');
const cors = require('cors');
const app = express();
const fs = require('fs')

app.use(express.urlencoded({ extended: true }));
app.use(express.json());

// CORSでhttp://localhost:8080からのリクエストを許可
app.use(cors({
  origin: 'http://localhost:8080',
  credentials: true
}));

// POSTメソッドでフォームの値を受け取る
app.post('/api/v1/quiz', (req, res) => {
    try{
        fsで、JSONファイルを指定して、JSONファイルにデータにアクションをかけることができる。
                readFileメソッドは、指定したJSONファイル(今回はinfo.js)を取得することができる。
        fs.readFile('info.json', 'utf8', (err, data) => {
                        エラーが出た場合returnする。
            if (err) {
                console.error(err);
                return;
            }
            // ファイルをJSONパースして配列に変換する
            let arr = JSON.parse(data);
            
            // 新しいオブジェクトを作成して配列に追加する
            arr.push({ name: req.body.name, text: req.body.text });
            
            // 配列をJSON文字列に変換する
            let newData = JSON.stringify(arr);
            
            // writeFileメソッドで、JSONファイルに送られてきたデータを追加する。
            fs.writeFile('info.json', newData, 'utf8', (err) => {
                if (err) {
                    console.error(err);
                    return;
                }
                console.log('JSONデータを追加!');
            });
        });
    }catch(e){
        console.log("error")
    }
});
3000番ポートでサーバーを起動できるようにする。
app.listen(3000, () => console.log('Server running on port 3000'));

フロント側の実装

最後に、JSONファイルにデータを送るための簡単なフォームを作成する。
今回は、フォームに「kenta」、「foo」と入力して、送信ボタンを押しましょう。

<template>
//POSTメソッドで、Node.js上で作成したAPIにリクエストを送る
  <form action="http://localhost:3000/api/v1/quiz" method="POST" >
    <input type="text" name="name">
    <input type="text" name="text">
    <button type="submit">送信</button>
  </form>
</template>

すると....

[{"name":"fuku","text":"pass"},{"name":"kenta","text":"foo"}]

このように、フォームに入力したデータがJSONファイルに連想配列で格納されました!

データの取得

次は、先ほど保存したデータをフロント側から取得したいと思います。
まずは、Node.jsにJSONファイルからデータを取得するAPIを作成していきます。

app.get('/api/v1/quiz', (req, res) => {
  try{
      //データを取りだす
      const bufferData = fs.readFileSync('info.json')
      // データを文字列に変換
      const dataJSON = bufferData.toString()
      //JSONのデータをJavascriptのオブジェクトに
      const data = JSON.parse(dataJSON)
      console.log(data)
      res.send(data)
  }catch(e){
      console.log("JSONデータなし")
  }
});

次に、フロント側でデータを取得するリクエストを送るボタンを作成して、リクエストを送るメソッドを追記します。

<template>
<form action="http://localhost:3000/api/v1/quiz" method="POST" >
    <input type="text" name="name">
    <input type="text" name="text">
    <button type="submit">送信</button>
</form>
<button @click="reception">JSONデータをもらう</button>
</template>

<script>
import axios from 'axios'
export default {
    methods: {
        reception(){
        axios.get("http://localhost:3000/api/v1/quiz")
            .then(response => {
            console.log(response.data)
            })
            .catch(error => {
            console.log(error)
            })
        }
    }
}
</script>

Axiosは、フロントからAPI通信を簡単な記述で行えるようにするライブラリです。
ちなみに、今回取得するJSONファイルの内のデータはこちらです。

[{"name":"fuku","text":"pass"},{"name":"kenta","text":"foo"},{"name":"yama","text":"debu"}]

これでJSONファイル内のデータをAPIを介して、取得する準備ができました。それでは、ボタンを押してみましょう。
すると...
スクリーンショット 2023-04-22 20.38.15.png
このように、フロント側で取得することができました!

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