[Xcode]GitHubを使うための設定
XcodeにはGitの設定や使うための機能がデフォルトで備わっています。
この記事では、初期設定や署名などを解説します
XcodeでGitHubを使えるようにする
1. XcodeのメニューバーからSettings/Accountsを開く
左下の+ボタンをクリック
2. GitHubを選択
3. GitHubのアカウント情報を登録する
Account: GitHubのアカウント名を入力
Token: GitHubのアクセストークンを入力
アクセストークンの作成の仕方は下記URLを参照
4. 完成🎉
この状態でGitHubにPushできるようになります。
SSH Keyの作成
SSH Key: None/Create Now...
Passphraseには何も入力せずにCreate
SSH Keyが作成されました。
Successfully uploaded SSH keyと表示され、登録が完了しました。
(通常手動でSSH KeyをGitHubに登録する必要がありますが、
XcodeでSSH Keyを作成した場合は自動的にGitHub側にも登録されています)
下記URLからGitHubにSSH keyが追加されているか確認できます。
署名の設定
今まではGPG Keyを使用して署名をしていましたが、
2022年の8月にSSHの署名に対応しました。
SSHの署名をすることでXcodeから使用する際により簡単に使えるようになりました。
SSHで署名するためにはgit 2.34以降が必要です。
$ git --version
git version 2.37.1 (Apple Git-137.1)
署名するためのKeyはデフォルトではGPG KeyになっているのでSSHを使用するように変更します。
git config --global gpg.format ssh
ターミナルなどからCommitする際は-S
をつけると署名されますが、
XcodeからCommitする際はオプションがないためすべてのコミットに署名をつけるようにします。
git config --global commit.gpgsign true
先ほど追加したSSK Keyで署名も行いたいため、先ほど追加したSSK Key(公開キー)へのパスを指定します。
git config --global user.signingkey ~/.ssh/id_ed25519.pub
ここまで行うとSSHの署名を送るようになりました。
このままでは署名が送られているだけで本物の署名かがわからないためGitにもSSH Keyを登録する必要があります。
SSH Keyの内容をクリップボードにコピーします。
pbcopy < ~/.ssh/id_ed25519.pub
下記URLから登録します
Title:
Key type: Signing Key
Key: 先ほどコピーしたSSH Keyの内容をペースト
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