Xcode 26のAI機能
Xcode 26のAI機能をまとめます。
String Catalogs
String Catalogsはローカライズする際に文字列の管理をするファイルです。
Xcode 26では文字列が使用されている場所や方法などの情報から、オンデバイスモデルを用いて最適なコメントを生成できます。
これにより翻訳者が文脈を理解しやすく、翻訳作業の手助けになります。
コメントを生成したい文字列の上で複クリック → Generate Commentで生成できます。

Settigns → Editing → Automatically generate string catalog commentsのトグルをオンにするととで、文字列の新規追加時に自動でコメントを生成することもできます。

A label describing how an AI can summarize article content.
のようにコメントが生成されました。

Coding Assistant
Xcode 26では画面左側にCoding Assistantパネルが追加されました。
大規模言語モデルと対話をしたり、ファイルの変更を指示したりできます。

AIモデルの設定
AIモデルは、デフォルトではChatGPTが使用されます。
Settigns → IntelligenceからChatGPTやClaudeにログインして、レートリミットを解除したりモデルを追加したりできます。
Add a Model Providerからそれ以外のAIや、LMStudioなどのオンデバイスAIを追加することもできます。

LMStudioのオンデバイスAIを追加する方法ははこちらのスライドで詳しく説明しています。
Coding Tools
Coding Assistantは大規模言語モデルと自然言語で対話できるのに対して、
Coding Toolsは、AIでよく使う機能をクリックだけで呼び出せるツール群です。
コードを部分選択することで、左側に軽量メニューを表示するボタンが追加されます。
選択範囲に関する質問やドキュメントコメント、Playgroundを生成できます。
Coding Toolsで使用するモデルは、Coding Assistantで選択しているモデルが使用されます。
| コードを選択 | メニューを表示 |
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