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読書メモ:SOFT SKILS ソフトウェア開発の人生マニュアル

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読書メモがわりに使ってみたかったので試してみる。
何かご意見等ありましたらコメントください。

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第2章 スタートから派手にいこう!:誰もがするようなことはするな

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このようなマインドセットは、キャリアマネジメントのためにきわめて重要だ。自分のことを事業者だと考えるようになると、自分という事業のために優れた判断を下せるようになる。自分自身の業績とはあまり関係のない「いつもの給料」をもらうことに慣れてしまうと、自分は会社の従業員に過ぎないというマインドセットに簡単に染まってしまう。一時的なキャリアとして、あなたが特定の会社の従業員であることに間違いはないかもしれないが、そのときの肩書が自分や自分のキャリアを表していると考えないことが大切だ。それよりも、ソフトウェア開発というあなたの事業の顧客として、雇用主を考えた方がいい。確かに、あなたの顧客は1件しかなく、あなたの収益はすべてその1件の顧客によるものかもしれない。しかし、あなたと会社の関係をこのように捉えると、あなたは会社に依存する力のない存在から自律的で自由な存在に変わる

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (pp.25-26). Kindle 版.

たしかにこの視点は大事そう。あくまで対等な立ち位置にいるように意識するだけでメンタルが変わる気がする。ただこの考え方に従って生きるには、それ相応の技術力や経験、専門性が必要そう。
僕はまだ業務未経験なので想像の域ですが。

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駆け出しのソフトウェア開発者の大半が自分のキャリアをこのように考えていないことは十分に想像できるだろう。彼らと同じではダメだ
同じにならないために、何をやったらよいのか。
・自分が提供するサービスに全力を集中し、そのサービスの売り方を考える。
・提供するサービスを向上させる方法を考える。
・特定のクライアントや産業ニーズに応えられるようにサービスを専門化する方法を考える。
・特別なクライアントを対象に専門的なサービスを提供するスペシャリストになることに力を注ぐ(いい仕事を探すソフトウェア開発者は、1クライアントを確保するだけでいいことを忘れないように)。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.28). Kindle 版.

やっぱり専門性が大事なんだな。
「一人でアプリを作れる能力が欲しい」って思ってたからフルスタックエンジニアが理想だったけど、何か特化した能力がないと魅力が少ないのかも。

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ほとんどのソフトウェア開発者は、履歴書を作って会社やリクルーターにばらまいているが、自分のキャリアを事業として考えるなら、それがクライアントになるかもしれない会社を探す唯一最良の方法だと本気で思えるだろうか。成功を収めているほとんどの企業は、自分の製品やサービスを顧客に買いに来てもらうようにする方法を知っている。顧客を1件ずつ追いかけたりはしない。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (pp.28-29). Kindle 版.

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自分のキャリアの目標を決めない理由が何であれ、今こそ目標を決めなければならない。明日ではなく、ましてや来週ではなく、今すぐ決めるのだ。はっきりとした目標を決めずに踏み出した一歩一歩は、すべて無駄足である。キャリアの目標を決めずに、ランダムに人生を歩んでいってはならない。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.31). Kindle 版.

大きな目標は細かく決まっていなくてもいいが、そちらに向かっているのか遠ざかっているのかは明確にわかっている必要がある。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.32). Kindle 版.

目標の大事さがとても伝わってくる文章だった。
自分の目標はなんだろうか。
「UI/UX設計から関われるフロントエンドエンジニア」を目指したいという気持ちはある。だけど働き方という観点ではまだ抽象度が高い状態だな。

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大きな目標に向かって少しずつ移動できるような小さな目標を適切に設定できれば、あなたはいずれ最終目的地に到達できるだろう。たとえば、膨大な数の技術書を読むとか、新しいプログラミング言語を身に付けるといった年間目標があったとする。その年間目標は、上級レベルの開発者になるというもっと大きい目標に向かって進むための小さな目標かもしれない。しかし、その年間目標も、毎月1冊の本を読むとか、毎日何かしら決めた分だけ言語を学ぶといった小さな目標に分割できる。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.33). Kindle 版.

これはたしかにそうだな。
エンジニアって(どの職業もそうかもだけど)技術の幅が広いもんな。なんでも知ってるに越したことはないけども、記憶と時間には限りがあるから、目標に合わせた勉強が必要だ。

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椅子に座り、自分のキャリアの大きな目標を少なくともひとつ書き出そう。
大きな目標を分割し、以下に対応する小さな目標を設定しよう。
・月・週・日
毎日見えるところに大きな目標を書いて貼り出し、自分がどこに向かってがんばっているかを思い出そう。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.35). Kindle 版.

これは今日中にやろう

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第2 部自分を売り込め!

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.156). Kindle 版.

興味があるところまでページを飛ばします。

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ブランドを持つためには、メッセージ、ビジュアル、一貫性、反復的な接触の四つが必要だ。いいブランドを作るためには、これら四つの要素はどれも不可欠である。これらのコンセプトから自分のパーソナルブランドを作るにはどうすればいいかを理解するために、四つの要素をひとつずつ見ていこう。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.165). Kindle 版.

自分のマーケティングの話

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自分のニッチが見つかったら、メッセージに取り掛かろう。ひとつかふたつの文で自分のブランドを表現するキャッチフレーズから始めるべきだ。たとえば、私のキャッチフレーズは「複雑なものを単純に」である。このキャッチフレーズを読んだ人は、私がどういう人間なのかすぐにわかるだろう。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.169). Kindle 版.

「業務未経験の自分」が自分のブランドを考えるのは難しいと思っていたけど、目標に向かってブランディングしていくイメージならできるかも

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あなたがブロガーとして成功するかどうかは、基本的にあるひとつのことによって大きく左右される。それがすべてといってもいい。それは、着実性である。私は、成功を収めた多くのブロガーと話をしてきたが、彼らは全員あるひとつのことで共通していた。それは、たくさん書くことだ。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.178). Kindle 版.

まあそうですよね。。。頑張ろう。

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質を求めてストレスで参ってしまう前に言っておこう。気にすることはない。完璧なことを書く必要はない。始めたばかりの頃は、たぶん、かなりひどいものになる。しかし、いいコンテンツを書こうと努力し、形を整えるとか、文章の構造とか、入力ミスといったことをまったく考えずに、頭に思い浮かんだことをただページにぶつけているだけでなければ、いいものが書けるようになる。毎週自分ができる限り高品質のコンテンツを発表していれば、時間とともにどんどんいい記事が書けるようになる。価値のあるコンテンツには、様々な形がある。自分の経験や面白い話をシェアするだけでも、あなたのブログを見に来た人にとって役に立ち、彼らに何らかの楽しみを提供する場合がある。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.179). Kindle 版.

案外、いまの苦しさとかを記録しておくのもいいかも(就職難。。)。
無事にエンジニアになれれば、今の状況を記録したものは価値のある記事になるかもしれない。

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着実に書き続けることと、質の高いコンテンツを書くことのふたつをしていれば、ブログはたぶん成功する。なぜそんなことがわかるのか?私はしょっちゅうソフトウェア開発者に話をしているが、自分のブログを持っていて毎週更新している人に手を上げてもらうと、100人の聴衆者がいる場合でも、片手で足りる数の挙手しかない。いいコンテンツを着実に書くだけで、あなたは簡単に開発者の上位1%に入ることができる。少なくとも、自分のマーケティングということでは上位だ。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (pp.179-180). Kindle 版.

これは勇気が出る文章。
高学歴の天才にも勝てる可能性のあることだ。
もちろんブログを毎週更新する難しさはあるんだけど。

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私がお勧めする最初の戦略は、他人のブログにコメントを書くことである。自分と近いテーマについてブログを書いているほかの開発者を見つけ出し、彼らのブログに意味のあるコメントを書き、チャンスがあれば、自分のブログにリンクバックしておく(コメントを残すために登録をすると、プロフィールにブログへのリンクを書けることが多いので、直接リンクバックする必要はない場合も多い)。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.181). Kindle 版.

有効そうだけど勇気がいる戦略だ。。
でも頑張ってみようかな

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ブログポストの作成であれ、スクリーンキャストの録画であれ、何かを新たに始めようとするときには、「それらがどのようにして、他人に価値をもたらすか」という視点から考えるようにすべきだ。私は、ここで座って本書を書きながら、「自分の書いている言葉が、あなたにどのようにしてメリットを生み出すか」を絶えず考えている。あなたにとって役に立つ情報をどうやって載せるのか。どうすればあなたに価値を提供できるのか。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.187). Kindle 版.

当たり前のことだけど忘れがち。ブログを書くことが目的になりやすい。

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学ぶことを学ぼう

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.217). Kindle 版.

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私は、テクノロジーを身に付けるために、知らなければならないことが三つあることに気づいた。
1.どうすれば始められるか──学び始めるための基本的な知識は何か。
2.テーマの幅──学ぼうとしているものの規模はどれくらいで、何ができるのか。最初から細部を子細に知っている必要はないが、自分に何ができ、この技術で何が可能かの概要がわかれば、細部はあとから知ることができる。
3.基礎──使い始めたあと、基本的なユースケースは何か、その技術を使うために知っていなければならないもっとも基本的なことは何か。私が学べるのは20%だが、その20%で日常の用途の80%をカバーするためには、どの20%を学べばいいのか。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.225). Kindle 版.

なるほど。

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私自身を含め、ほとんどの人が犯す学習方法についてのよくある過ちがふたつある。ひとつは、行動に移すのが早すぎて、何も知らずに対象のなかに飛び込んでしまうという問題だ。もうひとつは、対象のなかに飛び込む前に準備しすぎてしまうという問題で、これは行動に移るのが遅すぎる。ふたつの間でうまくバランスを取り、学習対象を使い始めるために必要なだけ学びたい。バランスがうまく取れたときには、もっともよく学ぶことができるのだ。

ジョン・ソンメズ. SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル (Japanese Edition) (p.242). Kindle 版.

とてもわかる。
矛盾するようだけど、僕はどちらも該当する。