腰痛エンジニアを支える技術
ぎっくり腰(椎間板ヘルニア)からの坐骨神経痛により、ほぼベッドから動けない状況になってしまったので、そのような中でも何とかコードを書くための技術をまとめました。
💻 道具編
最初にベッドの上で快適に PC を使えるようにするための道具を紹介します。
ごろ寝デスク 2
知る人ぞ知る腰痛エンジニアの必須アイテム。
これを使えば、腰を極力刺激せずベッドの上から PC を操作できるようになります。
しかし、一見完璧にみえるこの製品にも問題が。。
使うとわかるのですが、手を上げながらのタイピングは地味にきついです。モデルの方のようなフォームで使うと、腰の代わりに肩・手首・肘を壊すのも時間の問題です 🥲
そこで次のアイテムが必要になります。
ワイヤレスキーボード
ごろ寝デスクを使いながら肩・手首・肘を守るためには、ワイヤレスキーボードが必須です。ワイヤレスキーボードがあれば、手をおろした状態でタイピングが可能です。だいぶ楽にタイピングできるようになります。
仰向けの姿勢で、お腹の上にキーボードを載せるスタイルで使ってます。
さらに分離キーボードを使えばより自然な姿勢でタイピングも可能。以下の記事が参考になります。
ただ、ここでまだ問題になるのが、マウスカーソル操作です。トラックボールタイプのマウスであれば脇に置くことでまだ使えますが、毎回キーボードから手を話すこのは面倒です。
この問題を踏まえて次のアプリ編へ。。
Nreal Air 2023/02/01 追記
@azu_re さんが教えてくれた Nreal Airという AR サングラスがとても良さそうです。
Rentio でも借りられるようなので試して、結果を追記します。
アプリ編 🌐
いかにマウス・トラックパッドを使わず PC を操作するかという点で使えるアプリを紹介します。
homerow
homerowは、Vimium のようにコマンドでのカーソル選択を実現するアプリです。
起動すると画面上のクリッカブルな要素に、コマンドが表示され、そのコマンドを入力することでその要素にカーソルが当たります。後はエンターを押せばクリックと同じ動きをエミュレートできます。
このアプリの画期的なところは、Mac の操作のほぼすべてをキーボードで操作できる様になる点です。これで腕への負担を軽減できます。
Surfingkeys
Surfingkeys はブラウザ上での操作(スクロールやクリック)をキーボードのみで実現するための Chrome 拡張機能です。homerow でも操作できるのですが、やはり拡張機能から操作した方が楽です。
同様のツールとしてはVimiumが有名です。ただ、Surfingkeys の方が拡張性高く、メンテナンスもされているので自分はこちらを選んでいます。
Raycast
Raycastはファイル検索やアプリの起動など幅広い操作を一元管理できるランチャーアプリです。
以前はAlfredを使っていましたが、Raycast のほうが使える機能の種類が豊富で、UI も洗練されているのでこちらに乗り換えました。
アプリの起動や各種操作を Raycast 起点に行うことで homerow やマウスの操作も極力減らせます。
HyperSwitch
HyperSwitch は Windows のようなウィンドウ単位の切り替えを実現してくれるアプリです。
ごろ寝デスクで複数ディスプレイは厳しいので、必然的に作業領域はノート PC の画面のみとなります。その少ない作業領域に対する対策として、各アプリを画面最大化した上で、HyperSwitch によるウインドウ切り替えで開発生産性を上げています。
おわりに
腰痛は本当に辛い...腰痛になって普通に動ける生活のありがたみを再認識しています。
早く腰痛が治って、ここで紹介した技術を駆使せず働けるようになる日が来てほしいです 🥲
もし他にも腰痛時に使えそうなツールなどありましたらコメントで教えてもらえると嬉しいです 🙏
Discussion
腰痛つらいですよね、お大事に🥲
僕も慢性腰痛なので気持ちわかります…
Hyper Switch 僕も以前使っていたのですが OS アップデートの際にアプリ側で対応がおかしくなることがあったのと UI を更に使いやすくしている AltTab というアプリに切り替えました。
もし不具合起きたときはこちらもお勧めです〜
ありがとうございます!😭
AltTabも良さそうですね!試してみます
トラックボールがついてる分離キーボード使ったら最強ですね!