GitHubへのPUSH
IntelliJ IDEAを使って、Spring BootプロジェクトをGitHubにPush
概要
前回までローカルでSpring Bootアプリケーションを作成して、テストまで実施しました。
次回以降、EC2上にアプリケーションをデプロイしていくので、ここでGitHubにソースをPUSHします。
今回のサマリーは以下です。
- ローカルでcommit
- GitHub上でリポジトリを新規作成
- IntelliJ IDEAにGitHubアカウントを登録
- IntelliJ IDEAにリモートリポジトリとしてGitHub上で作成したリポジトリを追加
- リモートリポジトリにGit Push
IntelliJ IDEA上でいきなりGit PushすればOAuthで上記を自動でやってくれますが、何をやっているかブラックボックスなところがあるので、上記の手順で一つずつ進めることをお勧めします。
事前準備(ローカルでcommit)
今まで作成したコードはコミットしてください。
gitでtag付け
ここまでのソースコードをv1.0.0
としてtag付けを行います。
プロジェクトルートを右クリックして、Git
-> New Tag
をクリック。
下記の通り入力してCreate Tag
をクリック。
GitHub上でリポジトリの作成
GitHub上にリポジトリを作成していきます。
前提として、GitHubのアカウントを作成して、ログインしていることとします。
画面上部のRepositories
を選択して、New
ボタンをクリックします。
以下の内容で新規作成しました。
IntelliJ IDEAにGitHubアカウントを登録
IntelliJ IDEAでGitHubのアカウントを登録していきます。
IntelliJ IDEAのPreference画面を開いて、git
で検索してGitHub
を選択。
Add account
をクリックして、さらにLog In with Token
をクリック。
自分でGitHubの画面からPersonal Tokenを生成して、ここで入力することもできるが、
必要な権限を自動で選択してくれるためにここはIntelliJ IDEAの機能で生成画面を起動させる。
Generate
ボタンをクリック。
必要な権限にチェックが入っているので、Generate token
をクリック。
(推奨はされていないが、tokenの有効期限を無期限に変更している)
Personal access tokenが生成されるので、コピーボタンをクリック。
IntelliJ IDEA側のToken入力ダイアログに戻りToken
に上記でコピーした文字列を貼り付け、Add Account
をクリック。
PreferenceのGitHub画面にアカウントが追加されていることを確認して、OK
ボタンをクリック。
リモートリポジトリの追加
IntelliJ IDEAにリモートリポジトリとして、GitHub上で作成したリポジトリを追加してきます。
IntelliJ IDEAのプロジェクトルートを右クリックして、Git
-> Manage Remotes
をクリック。
新規にリモートリポジトリを追加するために+
ボタンをクリック。
GitHubのリポジトリ画面を開いてHTTPS
をクリックした上で、URLをコピーするボタンをクリック。
リモートリポジトリが追加されていることを確認。
Git Push
いよいよ、GitHub上にローカルのソースコードをPushします。
事前準備が整っているので、ここではメニューからPushを選択するだけです。
IntelliJ IDEAのプロジェクトルートを右クリックして、Git
-> Push
をクリック。
確認画面が出るので、Push
ボタンをクリック。
GitHub上で該当のリポジトリのCode
画面を開いて、反映されていることを確認。
コミットの履歴も確認するため、n commits
をクリック。
ローカル環境でコミットした履歴が参照できることを確認。
tagのGitHubへのPush
上記の方法だとtagがGitHubに反映されていなかったため、以下の通りPushをやり直す。
IntelliJ IDEAのプロジェクトルートを右クリックして、Git
-> Push
をクリック。
確認ダイアログで左下のPush tags
にチェックを入れる。
プルダウンはAll
のままで問題ない。
Push
ボタンをクリック。
上記で、GitHubの画面を確認すると、tagが追加されていることがわかります。
記事一覧
第二回 IntelliJ IDEAを使って、Spring BootプロジェクトをGitHubにPush
第三回 Dockerコンテナ上でSpring Bootアプリケーションのビルド
第四回 AWS CodeBuildでSpring Bootアプリケーションをビルド
Discussion