📱
FlutterのSingleChildScrollView + ColumnでListを表示
作成するアプリ
前々回の記事でListView.buildでListに保持したデータを表示するアプリケーションを作成しました。
今回は同様のものをSingleChildScrollViewとColumnウィジェットを使って実現してみます。
ListViewとColumnの違い
上記でSingleChildScrollViewを使うと言いましたが、ListViewとColumnで仕様が異なるためSingleChildScrollViewと組み合わせています。
ListViewでListを表示させて、画面に入りきらない場合、スクロールすることで全体を参照できます。
ColumnのみでListを表示させた場合はスクロールしてくれません。そこで、SingleChildScrollViewでラップして実現します。
ソースコード
main.dart
import 'package:flutter/material.dart';
void main() {
runApp(const MyApp());
}
class MyApp extends StatelessWidget {
const MyApp({super.key});
// This widget is the root of your application.
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
title: 'Flutter Demo',
theme: ThemeData(
primarySwatch: Colors.blue,
),
home: const MyHomePage(title: 'Flutter Demo Home Page'),
);
}
}
class MyHomePage extends StatefulWidget {
const MyHomePage({super.key, required this.title});
final String title;
State<MyHomePage> createState() => _MyHomePageState();
}
class _MyHomePageState extends State<MyHomePage> {
List<String> strList = [
'テスト1',
'テスト2',
'テスト3',
'テスト4',
'テスト5',
'テスト6',
'テスト7',
'テスト8',
'テスト9',
'テスト10'
];
Widget build(BuildContext context) {
return Scaffold(
appBar: AppBar(
title: Text(widget.title),
),
body: SingleChildScrollView(
child: Column(
children: strList
.map(
(str) => SizedBox(width: double.infinity, child: Text(str)))
.toList()),
),
);
}
}
説明
ColumnのchildrenにList.map().toList()
を指定して、Listの要素分ウィジェットを作成しています。
それをSingleChildScrollViewでラップする作りになっています。
左寄せ、上寄せにしたかったので、Centerは削除しました。
スクロールさせる領域をウィンドウの横幅いっぱいとしたかったので、SizedBoxでwidthにdouble.infinityを指定しています。
上記の対応をすることでListView.buildと同等のことができますが、使い分けについてはこれから色々とアプリを作って、覚えていくのだと思っています。
実行結果
実行した際の画面は以下の通りです。
今回の記事は以上となります。
Discussion