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Onenoteの移行先としてObsidian(PC&スマホでの運用)を試してみる

ryo.ryo.

概要

昨今のAI・MCPの流れもあり、そろそろ誰も使っていないOnenoteの移行先として、

  • Onenoteの内容をmdファイルに出力(≠Markdownの書式によしなに自動で整形)
  • 移行先としてObsidianを試してみる

移行先の最低限の要件として、

  • PCとスマホの別端末での閲覧・書き込みは必須(最悪スマホは閲覧のみでも可)
  • できれば運用コストは抑えたい

以下順不同で書いていく

環境

PC:Windows 11
スマホ:Android

ryo.ryo.

obsidian

まとめ

  • Google Driveに保存しつつ、ローカルPC・スマホ(Android)に対して定期的に同期する形を採用
    • PC、BunBackupで定期的にローカルPCにも保存
    • スマホ、FolderSyncで定期的に同期

Self-hosted LiveSync

https://penchi.jp/archives/15829.html
を参考に実施

苦労した点・感想

後述するobsidian-gitの選択肢を考えたときに、わざわざfly.ioとかでインスタンス立てるのは少し求める内容に対して、オーバー感な印象

obsidian-git

  • マークダウンファイルを同期すればいいだけなら、GitHub上で良くない?
  • せっかくなら差分管理をしたい

という思いもあり検討
https://github.com/Vinzent03/obsidian-git

https://zenn.dev/ishikawa096/articles/158246fc5a5d62
を参考

苦労した点・感想

  • PC版は素直に設定できた。
  • スマホだと初回のcloneがうまくいかなかった
  • pullによる同期はできたけど、同期に時間がかかるetc...で少し動作が不安定・スマホからのpush(というよりスマホでのgit操作)が不安定だった

差分管理としては採用だが、PC・スマホとの同期としては少し安定しなかったので別の案を検討

クラウドストレージ + 定期的なファイル同期

単にmarkdownファイルを同期するだけなら、もっと単純でいいかもと思い検討
https://pouhon.net/obsidian-sync/6796/

感想

自分はWindows + Androidユーザのため、Google Drive+定期的なローカルへの同期が一番手軽でよさそうという結論になった

  • PCはGoogle Drive + BunBackup
    • BunBackupを選んだのはすでに他の用途で使っているから
  • スマホはGoogle Drive + FolderSync
ryo.ryo.

クラウドストレージ + 定期的なファイル同期

  • スマホはGoogle Drive + FolderSync

FolderSyncを今まで使用していたが、以下の点がイマイチに感じてきた

  • 「双方向同期 + 削除を適用」を設定しているが、片側で削除・リネームした内容がもう一方に適用されない
  • 同期スピードが少し遅め(1万程度のファイルで10分ぐらいの同期時間がかかる)

そのため、同じような同期アプリであるDriveSyncを試してみたが、上記解決できそうでこちらを試してみる