本家GitHub Copilot For Xcodeがパブリックプレビューに!早速触ってみた
GitHub 公式より、 Xcode 向けの補完機能 GitHub Copilot for Xcode がパブリックレビューになった発表がありました🙌
前提
従来、GitHub Copilot は VSCode や JetBrains 製の IDE に関しては公式サポートがありましたが、Xcode 向けにはサポートがなく、非公式の intitni/CopilotForXcode を使うか、Apple 公式の Predictive Code Completion [出典 blog] を使うしかありませんでした。
個人的には、非公式の CopilotForXcode の機能も十分実用に至るほどのクオリティがあり、非常に重用していました。
Xcode 16 より搭載された公式の Predictive Code Completion に関しては、応答も遅めで補完性能に関してももう一声という気持ちに駆られ、すぐに無効化してしまったことも記憶に新しいです 🙂
導入
さっそく導入していきます。
基本的には、下記の本家リポジトリの README を参考にやってみます。
( CopilotForXcode
という非公式側と同名を使ってくるあたり、意識しているなという感じが伝わってきます 🔥)
最新の Releases より、dmg を DL し Open して Application フォルダに App をコピーします。
途中、アクセシビリティと機能拡張(バックグラウンド/Xcode Source Editor)のそれぞれのパーミッションの要求が必要になるので、Alert に従いながら Mac の設定アプリにてこれらを有効にしていきます。
これらの設定が完了したら、あとは App 上から Copilot が利用可能な GitHub Account を接続し、Xcode を再起動することで設定が有効になります。
Xcode 16 以上を利用している場合は、Xcode 側で Apple 純正の Predictive Code Completion を無効化して Completion がバッティングしないようにもしておきましょう。
ここまでできればセットアップ完了です 🎉
使用感
率直な使用感は VSCode の Copilot Extension とほとんど変わらず、非常に使いやすいです!
キビキビとした Suggestion を提供してくれるので、これは Xcode ユーザーは入れておいて間違いないかなと思います。
ちなみに、非公式の CopilotForXcode と比較すると、やはりコードエディタ上に補完が出てくれる点などは DX も考えられていてさすが本家といった印象です(非公式のやつは付近に別の Window が出るといった DX)!個人的にはこちらに乗り換えしようと思います。
また、Option を押すことで全量の補完を Preview したり確定できたりと、少しリッチに使うことができる点はとても良いと感じました。
ちなみにですが、メニューバーの Editor からも諸々のアクションを実行できるようです(ただ、あまり実用的なものはなさそうでした)
それでは良き Xcode ライフを〜 👋
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