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【Cavalry 学習2】コネクション作成

2025/01/02に公開

Cavalry 学習第2弾。
公式が出しているYouTubeの再生リスト「Getting Started」から始めてみるシリーズ。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL3ZRk7VwZVnizMpkOm2No2FoeitDIaf8f

2本目はこちら。
タイトルは「 Making connections in Cavalry to drive animation.
(アニメーションを動かすためのコネクション作成。)」
https://www.youtube.com/watch?v=gwNqPH1T2fU

コネクションとは

Cavalryでは、接続(connections)が重要な要素であり、頻繁にそれを行うことになる。

接続(connection)というのは、値を連動させることと理解。

学習0でのチュートリアル動画でも出てきたので、ここは理解が早かった。
まだやってない方はとりあえずコチラの方の動画をやるのがオススメ。

https://www.youtube.com/watch?v=FgZ1Karv7DA

ここがブルーになっていればコネクション可能な属性。

接続に使われる主要な色は青である。この色が見える場所では、接続をドラッグできる。

コネクションを適用させる

たとえば、1つのシェイプのスケールから別のシェイプのスケールへ接続をドラッグする。
このとき、XとYの接頭辞が青く変わるのが確認できる。
次に、1つのシェイプのX位置を別のシェイプのY位置に接続してみる。

・丸オブジェクトにあるScaleの前の🔵から四角オブジェクトへドラッグするとScale全体の大きさが連動する。

・全体の値だけではなくXとYの値だけをコネクションさせるということも可能。

接続できない属性は薄く表示され、接続中のドラッグが不正な属性上に来ると赤く変わる。
接続可能な属性にドラッグすると、接続先が青く変わる。

コネクションを切る

2つのレイヤーを切断するには、接続インジケーターをクリックする。
するとポップオーバーが表示され、クロス(×)をクリックすると接続が切断され、ポップオーバーも閉じる。

複数の接続を一度に切断するには、MacではCommandキー、WindowsではControlキーを押しながら操作する。
これらの行の1つをダブルクリックすると、そのレイヤーの設定が属性エディタに読み込まれる。

コネクションの接続方法いろいろ

接続はウィンドウをまたいで行うこともできる。
ノイズビヘイビアを2つのシェイプのスケールに接続してみる。
最初のシェイプでは、ノイズレイヤーの出力をシーンウィンドウからドラッグし、属性エディタ内のシェイプのスケール属性にドロップする。
次に、同じ操作を逆方向に行う。
つまり、ノイズを属性エディタに表示させ、そこからシーンウィンドウ内の接続先にドラッグし、接続メニューで目的の属性を選択する。
さらに、接続をビューポートにドラッグすることで、シェイプに直接接続することも可能だ。

異なるタブにある属性に接続したい場合は、接続をタブ名の上にドラッグする。
するとUIがそのタブに切り替わる。

ここでサラッと出てきた「ノイズビヘイビア」。
なにするもんなのか分からんやつや!
公式のドキュメンを参照。
https://docs.cavalry.scenegroup.co/nodes/behaviours/

ビヘイビア(Behaviour)とは

Behaviours can be thought of as effects. They can be used to animate or deform other Layers.
ビヘイビアはエフェクトのようなものです。ビヘイビアは他のレイヤーをアニメートさせたり、変形させたりするのに使えます。

ノイズ(Noise)とは

Generate noise patterns to deform Shapes or generate values.
ノイズパターンを生成してシェイプを変形させたり、値を生成する。

「ノイズ」というとフォトショとかではザラザラしたテクスチャをかけるようなイメージだもんで、どういうこと?ってなったが、noise関数というものがあるらしく「連続した乱数を返す」とあったので、「ノイズビヘイビア」=「ランダムに変化する挙動を与える」と理解。

複数レイヤーにまとめて適用する

複数のレイヤーに一度に接続する場合の「裏技」がある。
たとえば、2つのシェイプと1つの塗り(fill)を作成し、塗りを両方のレイヤーに接続するとしよう。
この場合、接続したいすべてのレイヤーを選択し、AltキーまたはOptionキーを押しながら通常通り接続を行う。
つまり、塗りの出力接続を1つの接続先レイヤーにドラッグし、接続したい属性をクリックする。
これで、両方のレイヤーが塗りに接続された状態になる。これにより、操作時間を大幅に節約できる。

ここまでは「Attribute Editor」の属性をつないでいたが、ここではFill(塗り)レイヤーを作成し、それをシェイプレイヤーにまとめて適用する方法が紹介されている。

これは動画の方法そのままではできなかった!!(2024.12現在)
夫のWindows PCでもやってみたけどできなかったので、環境依存ではなさそう。
いまのところ謎です。

色々実験してみた結果、複数レイヤー選択→「Attribute Editor」内のAlt(またはOption)推しながらColorからコネクションさせたらイケました。

(参照)
https://gyazo.com/3b9406d8434090941475bccb29295296

最後に、前回のビデオでプラスボタンを使ってシェイプに変形を素早く追加したのを覚えているだろうか?
プラスボタンがない属性の場合は、右クリックでコンテキストメニューを表示させることができる。
このメニューを使えば、レイヤーを素早く作成し、接続することが可能だ。
これもまた、時間を大幅に節約できる便利な方法である。

最後に便利情報。
まだ使いこなせてませんがw

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