【Cavalry 学習3】インタラクティブコントロール
Cavalry 学習第3弾。
公式が出しているYouTubeの再生リスト「Getting Started」から始めてみるシリーズ。
3本目はこちら。
タイトルは「Interactive controls in Cavalry's Viewport.
(Viewportでのインタラクティブなコントロール。)」
タイトルにある「コントロール」というのは動画を見れば分かるが、オブジェクトの選択方法など基本的な操作のことである。
本動画は前半「選択について」後半は「ビューポートで設定できるあれこれ」みたいな内容だった。
コンポジションの設定などにも触れているので、再生リストの中で一番最初に見ても良いかもと感じた。
あまり補足無しでほぼ翻訳だけ。
コントロール
レイヤーを選択するには、単にクリックすればよい。
複数のレイヤーを選択するには、ドラッグでマルキーツールを使うか、MacではCommandキー、WindowsではControlキーを押しながらレイヤーをクリックすればよい。
選択したシェイプを移動するには、クリックしてドラッグすればよい。
スケールを変更するには、選択範囲の端にあるスケールボックスをクリックしてドラッグする。
マウスをスケールボックスの少し外側に移動すると、カーソルが回転カーソルに変わる。
この状態でクリックしてドラッグすると、シェイプを回転させることができる。
このあたりは既存のイラレ・フォトショなどでも慣れている操作。
複数のシェイプが重なっている場合、右クリックメニューを使って目的のレイヤーを選択することができる。
シェイプをグループ化した場合、選択の挙動が少し変わる。
クリックするとグループ全体が選択され、1つのまとまりとして移動できる。
グループ内のシェイプをダブルクリックすると、1つレベルを下がって選択状態になる。
グループ内でさらに選択を行っても同じレベルにとどまるが、グループを解除するか、再度ダブルクリックすることでさらに深く移動することができる。
「右クリックメニューを使って目的のレイヤーを選択する」
これはCavarly独特か?
任意のレイヤーを直接選択するには、Sキーを押しながらクリックすればよい。
選択のプレビューが表示されるため、どのレイヤーを選択するか事前に確認できる。
これは絶対覚えたほうが良さそう。
ViewPortでのアレコレ
ズーム機能 (Zoom)
ビューポートをズームするには、スクロールホイールやトラックパッドのスクロールジェスチャーを使う。
Fキーを押すと、選択されたレイヤーがビューポートに収まるように表示される。
レイヤーが選択されていない場合、Fキーでコンポジション全体を表示する。
Shift + Fキーは選択されたレイヤーをズームせずに中央に表示する。
MacではCommand + F、WindowsではControl + Fで、選択に関係なくコンポジション全体を表示することができる。
拡大:ビューポート内でオブジェクト選択+Fキー
全体表示→ オブジェクト非選択状態で+Fキー もしくは Command + F
Shift + Fキーはズームせずに中央表示なのでFキーでズームさせた状態だと効かない
再生/停止 (Playback)
再生コントロールはビューポート設定バーにあり、スペースキーで再生と停止を切り替えることができる。
他の記事にも書いたけど日本語入力になっていると効かない。
普通にキーボードでDeleteとかも効かなくなる。
Google入力の英字でもだめだったので、mac純正の英字入力に切り替える必要がある。
ビューポートの左側にはさまざまなツールがあり、その中には個別の動画が必要なほど複雑なツールもあれば、プリミティブツールのように単純なものもある。
ツールを有効にするには、アイコンをクリックし、ビューポート内でクリックドラッグしてプリミティブを作成する。
単純にクリックするだけで、デフォルト設定のプリミティブを作成することも可能だ。
Vキーを押すと、トランスフォームツールに戻る。
Vキーを押すと、トランスフォームツールに戻る。というところが若干わからない。
ビューポート内で選択された矩形には追加のコントロールが表示される。
矩形には幅、高さ、角の丸みのコントロールがある。
これらのコントロールは、多くのシェイプやシェーダーで見つけることができる。
ガイドに沿わせる(Snapping)
スナッピングを有効にするには、磁石アイコンを切り替えればよい。
ポップオーバーには、グリッド、バウンディングボックス、ポイントスナッピングなどの設定が含まれている。
詳細についてはドキュメントを参照するとよい。
ドキュメントリンク:
コンポジションとの境界表示(Composition Boundary)
コンポジションの境界を表示するトグルも便利である。
背景が黒の場合でも、エッジがどこにあるか確認できる。
ピボットポイント(Pivot Point)
ピボットポイントを移動するには、ダブルクリックしてビューポート内でドラッグすればよい。
また、シェイプ設定で数値的に編集することも可能だ。
ピボットポイントを移動すると、シェイプのスケールや回転の中心が変わるため注意が必要である。
ピボットポイントを再センターに戻すには、シェイプを選択し、Shapesメニューから「Center Pivot」を選べばよい。
多分AEでいう「アンカーポイント」と同義。
オブジェクト単位では設定できるが、コンポジション設定にPivot Point設定はみあたらない。
オブジェクトの位置(Position)を0/0 に設定すると現在中央になってしまうのを左上に変えたいので、コンポジションのPivot Point設定ができたらいいな〜と思う。
見つけたら追記する。
突然のSVG説明
右クリックメニューには「Copy as SVG」オプションもあり、現在のシェイプをクリップボードにコピーして他のアプリケーションで使用できる。
スナップショット機能(SnapShot)
スナップショットはビューポートの画像を保存し、後で比較するのに便利である。
Viewメニューからスナップショットを表示、保存、削除できる。
Alt + 5のホットキーを使えば、保存されたスナップショットをすべて一度にプレビューできる。
上記メニューからスナップショットを保存できる。全部で4つしかスロットがないので最大4枚ぽい。
フォトショのスナップショット機能みたいに作業を遡れるというわけではなく、あくまでその時の静止画を撮るだけの機能か?
(さくっとしてしかみてないので間違ってたらソーリー)
ガイド&ルーラー機能(Guide&Ruler)
ルーラーとガイドはViewメニューから有効にできる。
ガイドを作成するには、ルーラーからドラッグすればよい。
ガイドを編集するには、ダブルクリックすればよい。
ガイドを削除するには、ルーラーにドラッグして戻す。
ビューポートの品質
Viewメニューには、ビューポートの品質を選択するオプションもある。
これは非常に複雑なシーンでプレビューを簡素化し、GPUの負荷を軽減するのに役立つ。
これはPremiereとかAEでも結構使うので大切
コンポジション設定
ビューポートの外になるが、ここでコンポジション設定に触れておく。
解像度、FPS、再生ステップ、背景色などを変更できる。
背景を透明にするには、透明な背景色を設定するか、Compositionメニューから対応するオプションを選択すればよい。
背景が透明の場合、デフォルトでチェッカーボードパターンが表示される。
チェッカーボード表示をオフにしても、背景色のアルファ値により透明性は維持される。
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