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IPアドレスとサブネットの関連性

2023/10/10に公開

この記事では、IPアドレスの整理と、AWSのVPC内にあるPublic subnet・Private subnetとの関連性について整理していきます!

◾️IPアドレス

IPアドレスの整理を簡単に行います。

パブリックIPアドレス

インターネット上で一意であって、インターネット全体でルーティング可能なIPアドレスのこと。
パブリックIPアドレスは、インターネット上の他のデバイスなどから直接アクセスできる。

グローバルIPアドレス

  • ISP(インターネットサービスプロバイダ)からエンドユーザーや企業に割り当てられる。
  • インターネット全体で一意なIPアドレスなので、グローバルIPアドレスはパブリックIPアドレスとも言える。
  • ISPとは、自分の使っている回線とインターネットの世界を繋げてくれる業者のこと。(例:ドコモ光、GMOとくとくBBなど)

プライベートIPアドレス

組織や家庭の中の内部ネットワークで使用する。
他も内部ネットワークとIPアドレスが重なっても問題ない。

◾️サブネットとの関連性

  • ここでは、AWSのVPC内にあるPublic subnet・Private subnet、それぞれに作成されたリソースが、インターネットへの通信の仕方を整理していく
  • プライベートサブネットとパブリックサブネットの違いは、主にインターネットへのアクセス方法にある
  • それぞれのサブネットに作成されたリソースは、プライベートIPを持つ

プライベートサブネットに作成されたリソース

「プライベートサブネット → NATゲートウェイ → インターネットゲートウェイ」

  • 直接インターネットにアクセスできない。
  • このリソースは、インターネットとの通信が必要な場合、NATゲートウェイを経由する。NATゲートウェイは、プライベートIPアドレスから公開IPアドレス(NATゲートウェイに関連付けられたElastic IP)に変換する。

パブリックサブネットに作成されたリソース

「パブリックサブネット → インターネットゲートウェイ」

  • NAT変換は必要ない
  • リソースはプライベートIPアドレスを持つ。
  • プライベートIPアドレスを持つが、パブリックサブネットに作成されたリソースは追加で外部との通信のための「パブリックIPアドレス」を持つことができる。これを使ってインターネットと直接通信する
  • インターネットにアクセスする条件として、「パブリックサブネットのリソースは、インターネットゲートウェイと関連づけられたルートを持つルートに関連づけられていなければいけない」

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