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IPアドレスとサブネットの関連性
この記事では、IPアドレスの整理と、AWSのVPC内にあるPublic subnet・Private subnetとの関連性について整理していきます!
◾️IPアドレス
IPアドレスの整理を簡単に行います。
パブリックIPアドレス
インターネット上で一意であって、インターネット全体でルーティング可能なIPアドレスのこと。
パブリックIPアドレスは、インターネット上の他のデバイスなどから直接アクセスできる。
グローバルIPアドレス
- ISP(インターネットサービスプロバイダ)からエンドユーザーや企業に割り当てられる。
- インターネット全体で一意なIPアドレスなので、グローバルIPアドレスはパブリックIPアドレスとも言える。
- ISPとは、自分の使っている回線とインターネットの世界を繋げてくれる業者のこと。(例:ドコモ光、GMOとくとくBBなど)
プライベートIPアドレス
組織や家庭の中の内部ネットワークで使用する。
他も内部ネットワークとIPアドレスが重なっても問題ない。
◾️サブネットとの関連性
- ここでは、AWSのVPC内にあるPublic subnet・Private subnet、それぞれに作成されたリソースが、インターネットへの通信の仕方を整理していく
- プライベートサブネットとパブリックサブネットの違いは、主にインターネットへのアクセス方法にある
- それぞれのサブネットに作成されたリソースは、プライベートIPを持つ
プライベートサブネットに作成されたリソース
「プライベートサブネット → NATゲートウェイ → インターネットゲートウェイ」
- 直接インターネットにアクセスできない。
- このリソースは、インターネットとの通信が必要な場合、NATゲートウェイを経由する。NATゲートウェイは、プライベートIPアドレスから公開IPアドレス(NATゲートウェイに関連付けられたElastic IP)に変換する。
パブリックサブネットに作成されたリソース
「パブリックサブネット → インターネットゲートウェイ」
- NAT変換は必要ない
- リソースはプライベートIPアドレスを持つ。
- プライベートIPアドレスを持つが、パブリックサブネットに作成されたリソースは追加で外部との通信のための「パブリックIPアドレス」を持つことができる。これを使ってインターネットと直接通信する
- インターネットにアクセスする条件として、「パブリックサブネットのリソースは、インターネットゲートウェイと関連づけられたルートを持つルートに関連づけられていなければいけない」
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