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ネットマスクとCIDRについて
(サブ)ネットマスクとCIDR(サイダー)について
IPアドレスとネットマスク
- IPアドレスとは、インターネットに接続するコンピュータを識別するもの
- 例えば、203.0.113.43(10進数)は、11001011 00000000 01110001 00101011(2進数)
- (サブ)ネットマスクとは、IPアドレスからどこからどこまでが「ネットワーク部分、ホスト部分」かという情報を得るために使われるもの。
- 例えば、255.255.255.0(10進数)という見た目になっており、これは11111111 11111111 11111111 00000000(2進数)
IPアドレスとサブネットマスクを見比べた時に、単純にネットマスクの1になっている部分がIPアドレスの「ネットワーク部」で、0になっている部分がIPアドレスの「ホスト部」。
ちなみに前提知識として、ネットワーク部ではネットワークを特定し、ホスト部でそのネットワークの中のコンピュータを特定している。
アドレスクラス
- IPアドレスにはアドレスクラスという概念がある
- IPアドレスの先頭を見れば、そのIPアドレスがどのクラス(A~E)に属するかがわかる
- A~Eのどれかが分かると、使うべきサブネットマスクの値が分かる
- アドレスクラスの弱点は、接続可能なコンピュータ数が決まっているため、欲しい数ぴったりではできず、余剰が出てしまう
CIDR
- アドレスクラスの弱点である余剰を解決するために登場した
- サブネットマスクの値を調整することによって、接続可能なコンピュータ数を自由に決める
- 例えば、サブネットマスクが11111111.11111111.11111111.00000000(2進数)の時、
IPアドレスは、xxxxxxxx.xxxxxxxx.xxxxxxxx.00000000から〜xxxxxxxx.xxxxxxxx.xxxxxxxx.11111111までのIPアドレスが同じネットワークとなるということ。
-この場合、IPアドレスの個数は2の8乗で256個となる - CIDR表記では、IPアドレスの後にサブネットマスクのビット数を書く。
- 例:192.168.1.65/26 →サブネットマスクのネットワーク部が26桁ということ
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