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Google Cloud クレジットは月途中で適用しても、既に課金された分は請求される

2024/07/07に公開

払えない今月分

先日、Google Cloud Innovators Plus に入って $500 のクレジット(≒プロモーションコード)をもらいました。

やった!
今月の請求額を、この $500 クレジットで支払うぞ!

と思ったら、払えなかった。

クレジットを使ってみたら

クレジットを初めて使ってみて分かったこと。
それは、

クレジットは課金に対して適用される

ということ。

何言ってるか分からないと思いますが、使う前にイメージしていたのと違いました、
というお話をします。

どうなったか

まずは画像を見てください。
これは課金額を日別で表示させたグラフです。クレジットを適用する前後の変化になります。

5月26日の途中にクレジットを適用していることがわかります。翌日以降がゼロになっています。
クレジットを適用したことによって、その後の課金が相殺されて減額されることが分かります。

そりゃそうだろう、と思いますが、使う前は違うことを想像していました。

想像していたこと

想像はこうでした。
「5月分の請求が約$300。ここに$500のクレジットを適用すれば、請求は$0ですよね!ヨシッ!」と。
次の画像のように、赤い部分がゼロになる、と思っていました。

「今月は円安が進んだから日本円にしたら高くなってしまう!
 手持ちのプロモーションコードでコスト削減できるハズ!ヨシッ!」

全然ちがった

何ひとつヨシッ!ではありませんでした。5月ぶんの請求は消えませんでした。
クレジットというものは、すでに課金されている過去分には、適用されないのです。
つまり次の画像のように、過去に課金されたぶんは、翌月に請求が来るのです。

学び

Google Cloud のクレジットは、

請求に対して使われるのではなく
課金に対して使われるのである

ということを、学んだのでした。

参考

https://zenn.dev/rtoda3/articles/d13b799689f84b

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