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Emacs で日本語配列のキーボードを使うなら、マークコマンドは `C-<SPC>` より `C-@` の方が良い!
結論
Emacs で 日本語配列のキーボード を使用しているなら、
マークコマンド set-mark-command の実行には、
C-@ を用いるのが良いでしょう。
英語配列のキーボードの場合は、C-<SPC> の方がキー入力効率が良いです。
背景
私は、日本語配列のキーボードを常用し、
今まで、Emacs のマークコマンド set-mark-command 実行には、
C-<SPC> を特に疑問を持たずに使用していました。
Mac や Linux の環境で
Emacs の C-<SPC> を使用すると、
Mac では、
- 入力ソースの選択表示
A あが意図せずポップアップ表示される
Linux では、
- IM(Input Method) が有効化され、Emacs に伝わらない
となり、マークコマンドが実行できないという不都合が生じます。
この不都合を解消するために、
- Mac では、入力ソースの設定変更
- Linux では、IM の有効/無効化のキーアサイン変更
を行い対処していました。
しかし、
Emacs Info を参照し、
C-@ でも、マークコマンドを実行できることに気がつきました。
これにより、上記の対処を行う必要もなく、不都合も解消されることに気づきました。
まとめ
日本語配列のキーボードを使用している方 で、
Emacs のマークコマンドに、
C-<SPC> を用いられている方は、
C-@ を是非お試しください。
参考情報
英語配列のキーボードでは、C-@ の入力は、
Ctrl キーを押し、
shift + 2 で @ が入力されるので、
Ctr + Shift + 2 と入力しづらいことから、
C-@ より C-<SPC> を推奨しているのでしょう。
Emacs Info の 説明の順序からも推測できます。
Emacs ひいては PC 自体が英語圏発のものなので、
使用キーボードも当然、英語配列を前提としているのですね。
Emacs Info の マークコマンド
マークコマンドは、
C-<SPC>-
C-@
の2つにアサインされています。
13.1 Setting the Mark
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Here are some commands for setting the mark:
‘C-<SPC>’
Set the mark at point, and activate it (‘set-mark-command’).
‘C-@’
The same.
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