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Linux に Azure CLI をインストールする

2022/12/14に公開

この記事は エーピーコミュニケーションズ Advent Calendar 2022 の14日目の記事です。

はじめに

この記事では、"Linux に Azure CLI をインストール"します。

構成

  • Red Hat Enterprise Linux 8
  • Azure CLI 2.38.0

構成イメージ


構築手順

Azure CLIインストール

下記公式サイトの該当サーバーの箇所を実施します。

  • Microsoft リポジトリ キーをインポートします。
    sudo rpm --import https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc
    
  • RHEL 8 または CentOS Stream 8 の場合は、packages-microsoft-com-prod リポジトリを追加します。
    sudo dnf install -y https://packages.microsoft.com/config/rhel/8/packages-microsoft-prod.rpm
    
  • dnf install コマンドを使用してインストールします。
    sudo dnf install azure-cli
    

Azure CLI 動作確認

  • azure cli のバージョンを確認します
    az version
    
  • azure cli へログインします
    az login
    
  • ログインアカウントを確認
    az account show
    
  • VMの情報を取得してみる
    az vm list
    

感想&展望

  • Microsoftの公式サイトに記載の手順でインストール&使用可能になりました
  • Azure CLIは、Azureポータルでできる設定変更や情報取得などがほぼすべて可能です

    以下、公式 https://learn.microsoft.com/ja-jp/cli/azure/ より
    ー---
    Azure コマンド ライン インターフェイス (Azure CLI) は、Azure リソースを作成および管理するためのコマンド セットです。 Azure CLI は Azure サービス全体で利用でき、オートメーションに重点を置くことで、Azure で迅速に作業できるように設計されています。

  • ただ、昨今はコンテナやサーバレスが多く、VM上に何かをインストールして管理/運用することは少なくなっているのも現状です。ちょっと使いにAzure Cloud Shell上でAzure CLIを使用したり、[Zenn]Docker で Azure CLI をはじめるのようなDockerを使用したAzure CLIの使用も可能です
  • 既存のサーバーに何かのツールと相乗りで自動化の一助にする、Dockerの学習コストを嫌ってとりあえずVMでAzure CLIをつかった自動化などを推進するために使用する、といった使い方が思いつきます

まとめ

今回は、RHEL 8にAzure CLIをインストールし、Azureへのアクセス/情報取得を実施できました。コマンドを使用した作業/運用、または自動化への一歩に導入されてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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