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IPv6アドレスの表記に関して
IPv6アドレスとは
インターネットプロトコルの1つである「Internet Protocol Version 6」の略称。
IPアドレスとはインターネット上の住所。
従来より採用されているIPv4不足を解決するために誕生した。
IPv4とIPv6の表記例
IPv4の表記:「192.10.1.0」
IPv6の表記:「2001:db8::56ab:cdef:gh78:0」
IPv6アドレスの省略方法
IPv6アドレスは表記が長いこともあり、省略ルールによる省略表記が可能となっている。
- フィールドごとに先頭の0の並びは省略できる
例) 0A10 → A10 0020 → 20 - フィールドのビットが全て0の場合、1つの0に省略することができる
例) 0000 → 0 - ビットが全ての0のフィールドが連続している場合、その間の0を全て省略して二重コロン(::)に省略することができる
例)2001:0db8:0000:0000:56ab:cdef:gh78:0000 → 2001:db8::56ab:cdef:gh78:0
【注意点】
「::」による省略は一度しか使用することはできない。フィールドのビットが全て0になる
アドレスの連続が複数回存在する場合、2回目以降のフィールドは下記の通りに表記する。
例)2001:0db8:0000:0000:56ab:cdef:0000:0000 → 2001:db8:0:0:56ab:cdef::
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