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OpenAI APIを活用したコンテンツ自動生成

2025/02/05に公開

本記事では、OpenAI APIを使用して、オーディオデータをテキストに変換する方法(Whisperモデル)と、画像をBase64エンコードしてChatGPTに送信し、画像内容を解析する方法を紹介します。これにより、マルチメディアコンテンツを活用した自動コンテンツ生成が可能になります。

  1. Whisperを使った音声の文字起こし
    以下のコードは、OpenAIのAPIを使用してオーディオファイル(例:「german.mp3」)をテキストに変換する方法を示しています。

説明:
Clientの初期化: OpenAIのライブラリを使用してclientオブジェクトを作成します。
オーディオファイルの読み込み: "rb"(バイナリモード)でファイルを開きます。
APIリクエストの送信: client.audio.translations.create() メソッドを使用し、whisper-1モデルに音声データを送信して、テキストを取得します。
結果の出力: 変換されたテキストをprint()で表示します。
注意:
OpenAIライブラリをインストールしていない場合は、次のコマンドでインストールしてください。

APIキーを事前に設定する必要があります。

  1. ChatGPTで画像を解析する
    次に、OpenAI APIを使用して画像をBase64エンコードし、ChatGPTに送信して解析する方法を紹介します。

説明:
画像のエンコード:

encode_image 関数で画像を開き、Base64エンコードを実行。
data:image/jpeg;base64, のフォーマットに変換し、ChatGPTに適したURL形式を作成。
ChatGPT APIにリクエストを送信:

client.chat.completions.create() を使用し、"gpt-4o-mini" モデルに画像を送信。
messages リストの中に、テキストメッセージとBase64エンコード画像を含める。
結果の出力:

ChatGPTが解析した結果をprint(response.choices[0]) で出力。
注意:

image_path の値を正しい画像ファイルのパスに変更してください。
OpenAI APIキーの設定が必要です。
3. マルチメディアを活用した自動化の可能性
オーディオと画像を組み合わせて処理することで、コンテンツ作成の効率が大幅に向上します。例えば、次のような用途に応用できます。

音声データの自動書き起こし: オーディオをテキストに変換し、記事や字幕を作成。
画像の自動解析: 画像の内容を認識し、説明文を生成。
マルチメディアコンテンツの自動生成: AIを活用して記事を自動作成。
これらの技術を組み合わせることで、ブログ記事、ニュース記事、レポート作成など、多くの場面で自動化が可能になります。
4. まとめ
本記事では、以下の2つの方法を紹介しました。

OpenAIのWhisperを使ってオーディオをテキストに変換する方法。
Base64エンコードした画像をChatGPTに送信し、解析結果を取得する方法。
これらの技術を活用すれば、マルチメディアコンテンツを自動生成するシステムを構築することができます。OpenAI APIを活用して、より効率的なコンテンツ制作を目指しましょう!

ご質問やご意見があれば、ぜひコメントでお知らせください!

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