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ESP32をRustで使用するための環境構築

2024/11/27に公開

はじめに

自分がESP32をRustで動かす際に、環境構築で困ったところがあったため、備忘録として置いておきます。なお、下記のコマンドの実行環境はUbuntu22.04です。
(WindowsだとC関係の環境構築も必要となり、面倒なのが分かったのでやってないです)

環境構築

Rustのインストール

最初にRustのインストールを行います。下準備として、まず下記のコマンドを入力します。

sudo apt install git python3 python3-pip gcc build-essential curl pkg-config libudev-dev libtinfo5

その後、Rustを実際にインストールします。

curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh

ツールチェイン等のインストール

自分が環境構築を行った際は、"cargo install cargo-espflash"と叩くと、エラーが起きてどうやってもインストールできませんでした。そのため、バイナリでインストールする方法をとって解決する方法を見つけたので、下記にまとめておきます(この備忘録のメインです)。

pip install esptool
cargo install ldproxy
cargo install espup
cargo install espflash
cargo install cargo-binstall
cargo binstall cargo-espflash
cargo install cargo-generate

ESP32用のプロジェクトの作成

プロジェクト作成の際は

[no_std]

cargo generate --git https://github.com/esp-rs/esp-template

[std]

cargo generate --git https://github.com/esp-rs/esp-idf-template cargo

の二つがありますが、基本的にはstd推奨ですかね

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