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Linuxにユーザー追加しといてねと言われたら

2023/09/06に公開

はじめに

案件への新規参画者のために「Linuxサーバーにユーザー追加して開発環境にアクセスできるようにしておいてね」と言われた際にパパっと準備できるよう、これだけ実行すればよいコマンドリストを準備しました。
作業自体は5分程度で完了します。

前提

  • コマンド実行はWindows端末のコマンドプロンプトを利用する(Linuxの場合は読み替えてください)
  • ユーザーは管理者権限を付与する
  • ユーザーはssh鍵を利用した認証方式でアクセスする

実行コマンド

※以下user01ユーザーを追加する例を記載します。

Windows端末上で実行

Windows端末のコマンドプロンプトから下記を実行します。

・SSH鍵の作成

ssh-keygen -q -t rsa -b 4096 -C ‘’ -f id_rsa_user01 →パスワード入力は何も入力せずEnterを2回押下する

実行後、id_rsa_user01id_rsa_user01.pubの2つのファイルが作成されます。

・鍵をpem形式に変換

copy -p id_rsa_user01 id_rsa_user01.rsaorg →オリジナルを念のためとっておく
ssh-keygen -p -m pem -f id_rsa_user01 →パスワード入力は何も入力せずEnterを2回押下する
move id_rsa_user01 id_rsa_user01.pem →拡張子をpemにしておく

ユーザー追加するLinuxサーバーで実行

Linuxサーバーにアクセスし、下記を実行します。要管理者権限。

・ユーザー作成し管理者(Wheelグループ)に追加

sudo useradd -u <UID> user01
sudo usermod -aG wheel user01

・SSH接続設定

sudo mkdir /home/user01/.ssh
sudo chmod 700 /home/user01/.ssh
sudo vi /home/user01/.ssh/authorized_keys  ←ローカルPCで作成した.pubファイルの中身をコピペする
sudo chmod 600 /home/user01/.ssh/authorized_keys
sudo chown -R user01:user01 /home/user01/.ssh

最後に新規作成したユーザー(上記例ではuser01)でssh接続確認すれば準備完了です。
ssh鍵ファイル(id_rsa_user01.pem)を新規参画者に連携して作業終了です。

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