Make×GPT 緊急度を解析してメール通知しよ
受信メールの内容をGPTを使って緊急性を判断し、担当者に通知する
緊急と判断した時にメールを送るようにする
取引先からのメール。
取引先からメールを受信するところがトリガーになっている。
webhooksのメールアドレスはここに送るとトリガーになって自動化がすすんでいく。
Webhookとは、アプリケーションで何か重要なことが起きたときに、他のアプリケーションに自動的に知らせる仕組みです。
昔、重要なメッセージを伝えるのに伝書鳩が使われていました。
Webhookは、アプリケーション間で重要な情報をリアルタイムで運ぶデジタルな伝書鳩のようなものです。
アカウントログインについて
ビジネスアカウントと個人アカウントでログインでエラーが発生しまうこともある
【APIキー取得まで】
・OpenAIのページからdashbordでAPI keysを選ぶ。
・create new secrtet keyで新しいAPIキーを発行できる
・名前はmake_connectとかにしてみる(makeに繋げたよ)
→どこで使ったかを識別するために使う
・create secret keyをクリックして、発行される。保存しておく。
【Organizetion IDまで】
・setting(設定)からOrganizetion IDというところがある。
この文字列をコピーする。
Webhooksモジュール追加
-
シナリオを新規作成する
-
Webhooksモジュールを追加して、Custom mailhookモジュールを選択する
このアドレスに転送されたメールがトリガーとなります。
-Create a webhook
をクリックします。
-
Webhook名(任意の名前)「緊急メール通知」を入力して
Save
で保存します。
-
メールアドレスが発行されます。
20pyracqp85ybxr8hf59lk772manhyq9@hook.eu2.make.com -
Save
を押して閉じる。
GPTモジュール追加
-open
と検索し、OpenAIモジュールを選びます。
-
Create a Completion
モジュールを追加します。
-
Connectionの
Create a connection
をクリックします。
-
API Keyを入れて
Save
を押す
※Organization IDとは?
-
複数のサービス作るシステムに組み込むときや組織管理したい時に設定する
どの組織がどれくらい使用しているかなど管理するためにIDを設定する場合がある
シンプルな仕組みや検証する時には設定しなくて良い
(Organization IDはマストじゃないよ入れなくていいよ今回は) -
GPT4o-miniを選択します
-
Messagesを開き、Roleで Developer/Systemを選びます。
Text Contentに下記のプロンプトを入れます。
あなたは取引先対応の緊急度判定システムです。取引先からのメールを分析し、以下の基準に基づいて緊急度を判断してください。
緊急度の基準:
1. 高: 即時対応が必要。契約の即時解除、大規模な納期遅延、重大な品質問題、法的問題など。
2. 中: 24時間以内の対応が望ましい。納期の変更要請、価格交渉、中程度の品質問題など。
3. 低: 48時間以内の対応で十分。一般的な問い合わせ、軽微な変更要請など。
出力フォーマット:
緊急度: [高/中/低]
理由: [緊急度判断の根拠を1文で]
推奨アクション: [具体的な対応策を1-2文で]
担当部署: [対応すべき部署名]
- Add Messagesをクリックして、Messagesを追加します。
Roleで Userを選びます。
Text Contentにwebhooksのこうで出ているText
を選択します。
-
Save
をクリックして閉じます。 -
今この画面になっています。
Emailモジュール
- Add a module でモジュールを追加します。
※Email個人アカウントだと制限がある、難しい・・・
→Google認証のところ載せておく
-
Email
で検索し、Send an Email
をクリックします。
-
Create a connection
をクリックします。
-
Connection type
を設定します。
今回は私はGoogleで連携していきます。
Google Restricted
を選びます。
-
Save
をクリックします。
-
アカウントを順次認証していきます。
するとエラーが出ます。
-
なので、Google Cloudplatformで設定をしていく必要があります。
(マイクロソフトのメールも調べておく)
このShow advanced settings
をクリックして・・・
このクライアントIDとクライアントシークレットをgetして設定する必要がある。
-
Google Cloudplatformにログインする
https://console.cloud.google.com/ -
`新しいプロジェクト`を作成していきます
-
プロジェクト名:MakeGmail
名前を入れて作成
ボタンを押します。
-
プロジェクトを選択
を押します
-
作成したプロジェクトになっているか確認します
-
左上のメニューバーを開いて
APIとサービス
の中のライブラリ
を開きます。
-
Gmail
と検索します。
-
Gmail API
を選択します。
-有効にする
をクリックします。
-
OAuth同意画面
を開きます。
-
外部にチェックを入れて
作成
をクリックします。
-
アプリ名
は先ほどのプロジェクト名と同じものをいれます。 -
ユーザーサポートメールには、自分のメールアドレスを入れます。
-
承認済みドメインの
ドメインの追加
をクリックします。
-
ドメイン1:make.com
-
ドメイン2:integromat.com
をいれます。(Makeのヘルプに記載してある)
-
デベロッパーの連絡先情報では自分のGmailアドレスをいれます。
-
保存して次へ
をクリックします。 -
スコープを追加または削除
をクリックします。
-
GmailAPI
(URL:https://mail.google.com/) を選択し下の更新ボタン
をクリックします。
-
制限スコープに追加されました!
-
保存して次へ
を押します。 -
ADD USERS
をクリックします。
-
自分のアドレスを入れて
追加
します。
-
保存して次へ
を押します。 -
下のボタンから、ダッシュボードに戻ります。
Gmailクライアントの認証情報をゲットする
-
左のメニューバーから
認証情報
を開き、上部の認証情報を作成
をクリックします。
-
OAuthクライアントIDを選びます。
-
アプリケーションの種類は、ウェブアプリケーションを選びます。
-
承認済みのリダイレクトURLを開きます。
こちらのURLを貼り、作成
をクリックします。
- OAuthクライアントが作成されました。
Make(旧Integromat)でのOAuth(Open Authorization)は、外部サービスと安全に連携するための認証プロトコルです。Makeでは、Google、Facebook、Dropbox、Slackなどの外部サービスと統合する際に、OAuthを使用してそのサービスのデータにアクセスする権限を取得します。
- OAuthの基本的な仕組み
OAuthは、サービスA(Make)からサービスB(例: Google)に安全にアクセスするための仕組みを提供します。これにより、Makeがユーザーのパスワードを直接保持する必要なく、サービスBのAPIを利用できるようになります。
Makeで取得した情報を入れる
-
クライアントIDとクライアントシークレットをそれぞれいれます。
-
Save
を押します。 -
Connectionが設定できました。
-
Toには担当者のメールアドレス(送信したいアドレス)を設定します。
件名に緊急対応必須と記載し受信者の件名を入れます。
contentには受信したメールを送るてtextを選びます。 -
Saveを押します。
-
フィルターを追加する
-
OpenAIモジュールとEmailの間のアイコンを押します。
「Set up a filter」をクリックします。
「Label」に「高緊急度のみ」など分かりやすい名前を入力し
「Condition」で、OpenAIモジュールの出力フィールド(緊急度)をResult
選択します。
Text OoperatorsはContainsを選ぶ。
値は緊急度:高
Save
をおします。
試してみる
-
Run Onceを押して、メールを送ってみる
-
緊急のメールをGPTに作ってもらった。
これを送信してみる。
-
Gmailの送信したいアドレスに内容が来た!!!
やったーーーーーーー!!!! -
緊急度が低いメールを送った。
GPTが高緊急でないと判断してメールが送られて来なかった!!
できた!うれしい!嬉しすぎ!
SMTPでログインしなくて良い
送信するためのプロトコル
GMAIL選べない
SMTPサーバーも変えられるよ
LINEに通知ver.
-
LINE
で検索し、Send a Push Message
選びます。
-
Add
をクリックして、connection nameは任意で設定します。
LINE Developersのチャネルアクセストークンをコピペします。
-
ToにはユーザーIDを入れます。
チャネル基本設定のあなたのユーザーIDから選びます。
-
Messages
の枠には、TypeはTextのまま、TextはWebhooksのText
を選びます。
-
Save
を押します。 -
OpenAIとLINEのモジュールの間で
Set up a filter
を設定する
試してみよう
Set up filter
ではこのように設定する(スパナアイコン)
Label:高緊急度のみ
Condition:Result
フィルターで止まってしまうのだが?!助けて?!
equals to (eq)
意味: 完全一致を確認します。
contains
意味: 部分一致を確認します。
→containsにしたら送れた!!
実際に仕事でたくさんメール使うのりまきちゃんに聞いた
・メールはCMなどたくさんくるから見逃してしまう。
・ショートメールはお金がかかるから緊急用LINEとして通知できると良い
→上に通知が来るからわかりやすい
・プロンプト
→自分の会社でもらうメールの内容に変えて調整する
・GPTにプロンプトを聞いてみる
→緊急というのは、どのようなキーワードが入ってると良いのか?確認する
早急、明日まで?
Microsoft ver. アカウント連携
Emailのところ
-
Connection typeを
Microsoft SMTP/IMAP OAuth
を選んでSave
をクリックする
-
なんかメールきたけど、Connectionが頑張って起動しているみたい。
-
連携できた!
試してみよう
- メール送ってみた。できた!
もしいかなかった場合は
Thunderbirdで認証方式をOAuth2に変更します。
Thunderbirdをダウンロードした。
初期設定して認証までできた。メニューバーまで辿り着いた。
-
Thunderbirdを起動します。
-
メニューバーから「ツール」→「アカウント設定」を選択します。
-
左側のメニューから「サーバー設定」をクリックします。
-
右側のパネルで「認証方式」のドロップダウンメニューを見つけ、「OAuth2」を選択します。
-
左側のメニューから「送信(SMTP)サーバー」をクリックします。
-
該当のSMTPサーバーを選択し、「編集」をクリックします。
表示されたダイアログで、「認証方式」のドロップダウンメニューから「OAuth2」を選択します
OK
をクリックして設定を保存します。
-
Thunderbirdを再起動します。
再起動後、Microsoft 365のサインイン画面が表示されたら、アカウント情報を入力してサインインします。
「要求されているアクセス許可」のウィンドウが表示されたら、「承諾」をクリックします。