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誰でも機能がすぐ分かる変数や関数の命名規則
はじめに
これは私の個人的な主観に基づいた命名規則です。
修正や追加等はコメントまたはGitHubの編集リクエストをお待ちしております。
変数の命名規則
意味を持つ単語で構成する
userName = "佐藤"
userAge = "20歳"
2単語以上使う場合
プロジェクト内では2単語以上を使う場合の命名規則を決めておくと便利です。
私はキャメルケース派です。
# 2単語目を大文字にする
inputName = input("名前を入力してください: ") # キャメルケース
# _で区切る
input_age = input("年齢を入力してください: ") # スネークケース
# 先頭も大文字にする
InputName = input("名前を入力してください: ") # パスカルケース
関数の命名規則
真偽値
def isLogin(userData):
# ログインしているかどうか
pass
def canLogin(userData):
# ログインできるかどうか
pass
def existsUser(userData):
# ユーザーが存在するかどうか
pass
def isAdmin(userData):
# 管理者かどうか
def needLogin(userData):
# ログインが必要かどうか
データ操作
追加
def setData(data):
# データを設定する
pass
def addData(data):
# データを追加する
pass
def insertData(data):
# データを挿入する
pass
作成
def newData(data):
# 新しいデータを作成する
pass
def makeData(data):
# データを作成する
pass
def createData(data):
# データを作成する
pass
更新
def putData(data):
# データを更新する
pass
def updateData(data):
# データを更新する
pass
def changeData(data):
# データを変更する
pass
def enableData(data):
# データを有効にする
pass
def disableData(data):
# データを無効にする
pass
def touchData(data):
# データを変換する
pass
def fixData(data):
# データを修正する
pass
削除
def deleteData(data):
# データを削除する
pass
def removeData(data):
# データを削除する
pass
def trashData(data):
# データを破棄する
pass
def clearData(data):
# データを初期化する
pass
def resetData(data):
# データを初期化する
pass
def destroyData(data):
# データを破棄する
pass
書き込み
def writeData(data):
# データを書き込む
pass
def saveData(data):
# データを保存する
pass
def storeData(data):
# データを保存する
pass
def outputData(data):
# データを出力する
pass
def exortData(data):
# データを出力する
pass
読み込み
def readData(data):
# データを読み込む
pass
def getData(data):
# データを取得する
pass
def loadData(data):
# データを読み込む
pass
def inputData(data):
# データを入力する
pass
def importData(data):
# データをインポートする
pass
検証
def checkData(data):
# データを検証する
pass
def testData(data):
# データをテストする
pass
def validateData(data):
# データを検証する
pass
def confirmData(data1, data2):
# データを比較する
pass
def verifyData(data):
# データを検証する
pass
許可
def allowChangeData(data):
# データを変更する許可を与える
pass
def disallowChangeData(data):
# データを変更する許可を与えない
pass
def acceptChangeData(data):
# データを変更する許可を与える
pass
def denyChangeData(data):
# データを変更する許可を与えない
pass
def revokeChangeData(data):
# データを変更する許可を剥奪する
pass
配列の命名規則
def getArrayDiiference(array1, array2):
# 配列の差分を取得する
pass
def getArrayIntersection(array1, array2):
# 配列の共通項を取得する
pass
def getArrayUnion(array1, array2):
# 配列の和集合を取得する
pass
def getFirstArray(array1, array2):
# 配列の最初の項を取得する
pass
def getLastArray(array1, array2):
# 配列の最後の項を取得する
pass
ダメな例
ローマ字
namae = "佐藤"
nennrei = "20歳"
値は複数なのに単数形
user = ["佐藤", "鈴木"]
意味がすぐ分からない単語
name = "佐藤" # 何の名前?
data = "佐藤" # 何のデータ?
# etc...
長い
# 🙅
def changeToString (data):
# データを文字列に変換する
pass
# 🙆
def toString (data):
# データを文字列に変換する
pass
オブジェクトの命名規則
# Userクラスと分かる
class User:
pass
# 何のクラスか分からない
class Obj:
pass
メソッドの命名規則
メソッド名は、そのメソッドが何を行うのかを明確に示す動詞または動詞句を使用することが一般的です。
# 合計金額を計算すると分かる
def total_price():
pass
# 何を計算するのか分からない
def total():
pass
定数の命名規則
# 一目で定数と分かる
MAX_SIZE = 100
# 定数かどうか分からない
maxSize = 100
ブール値を持つ変数の命名規則
# 真偽値を持つ変数と分かる
is_visible = True
# 真偽値を持つ変数かどうか分からない
visible = True
まとめ
良い命名規則は、コードの可読性と保守性を向上させます。
それぞれのプロジェクトやチームには、その特定の状況に最適な命名規則があるため、この記事の命名規則をそのまま使用する必要はありません。
最も重要なのは、一貫性を保つことです。
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