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【ESLint】 Flat Config で eslint:recommended, eslint:all を使う
TL;DR
eslint.config.js
import js from "@eslint/js";
export default [
js.configs.recommended,
// or
js.configs.all,
]
Flat Config とは?
Flat Configとは、2022/8/1の v8.21.0 で導入されたESLintの新しい設定方法です。
既存の記法とは大きく異なり、ファイル名も eslint.config.js
にしかできません。
公式ドキュメント:
解説記事:
※とてもわかりやすい記事なのですが、2022/08/12のものなので一部(
eslint:recommended
, eslint:all
含む)変更されています。
本題
上の解説記事に書かれていた次の記法が変わっていました。
// ESLintのあらかじめ用意された eslint:recommended、eslint:all のconfigは文字列で配列に含めることができる。
"eslint:recommended",
2023/2/26の v8.35.0 で変更されたようです。
@eslint/js
という新しいパッケージを使うようになっています。(@eslint/js
は eslint
の dependencies
に含まれているので、devDependencies
に追加しなくても大丈夫です。)
eslint.config.js
import js from "@eslint/js";
export default [
js.configs.recommended,
// or
js.configs.all,
]
PR:
ちなみに、古い記法で書くと↓の警告が出ます。
Warning: The 'eslint:recommended' string configuration is deprecated and will be replaced by the @eslint/js package's 'recommended' config.
ESLint v9から古い記法は使えなくなります。
次のDocsに predefined-configurations
について記載されています。
おわりに
Flat Configを使っていてこの仕様に気が付いたのですが、まだ新しいこともあって情報が少ないですね…
ただ、かなりわかりやすく便利にはなっていたので、できるだけこちらを使うようにしたいです。
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