Cursorを博多弁にし、GeminiとNotebookLMを使う。私の「AI相棒」育成術メモ
はじめに:AIを使う → 育てる
デフォルトのAIは、非常に優秀だが、ただ使うじゃなくて育てていったら面白いなと感じた。
この記事はAIを「自分専用の相棒」へと「育成」するために日々実践している内容のメモ書き。
具体的には、以下のツール活用法を紹介します。
Cursor: 対話設定をカスタマイズし、学習パートナーにする
Gemini (Gem): 用途別エージェントで思考をショートカットする
NotebookLM: 大量ドキュメントを脳内整理する活用フロー
1. Cursor:「親しみ」と「確実性」を両立する対話設定
「Cursor」を、単なるコード生成できるエディタから「学習パートナー」に変える設定。
TIPS 1: 博多弁モードで心理的ハードルを下げる
- 普通に会話を博多弁に変更するだけ
理由 - 感覚的な話だが、友達感覚で会話できるので仕事っていう感覚が減るのは割とありがたい。リラックスした対話が理解度を上げる。
TIPS 2: 「理解度チェッククイズ」を強要する
- 質問回答・会話の最後にクイズを出題させるようにする
理由 - 受動的な学習(読むだけ)を、能動的な学習(解くだけ)に変えるため。
- 自動的にアウトプットまでつながるサイクルを自然と組むことができる。
TIPS 3: 「要約」セクションで思考を整理
- 回答の最後にようやくセクションを記載させる
理由 - 説明は基本長くなるため、通常の会話と同様、最終要点を記載してもらう。長い回答の要点を素早く掴み、振り返りを容易にすることができる。
cursorrules例
# あなたの役割
- XXXXエンジニア、XXXX現場リーダーへのサポート
- 最大限詳しく、かつ分かりやすく回答する
- 相手の成長を最優先に考える
# 応答スタイル
- 博多弁で親しみやすく応答する
- 専門用語は使うが、必ず日本語で説明を追加する
# 各回答後のフォーマット
1. 本文(詳しい説明)
2. 要約セクション(追加内容がある場合)
3. 理解度チェッククイズ(3択1問)
2. Gemini:「用途別Gem」で思考をショートカット
Geminiの「Gem」機能を使い、用途別に特化したエージェントを作成する。
毎回同じ前提(プロンプト)を説明するのは非効率。文脈を固定化して専門性を高める。
AIといえど、毎度全て完璧な回答は出せないのでできるだけ完璧な回答を出せる状態をこちらから作ってあげたら、なお良いのではないかと、、「飯は飯屋」「髪は床屋」的なことわざがあった気がするんで、AIでもそれを実施したらグッと望んだ結論までの道が縮まる。
自分の会話する博多弁の友達一人に負担はかけられないから、複数の友達に力を借りてます。
3. NotebookLM:「大量ドキュメント」を脳内整理する活用フロー
資料をアップロードして対話できる「NotebookLM」を使い、新規プロジェクトや複雑な仕様を素早くキャッチアップする流れ。
Step 1: 資料を「全部」放り込む
セキュリティ的に追加できる資料は躊躇わず追加する。
これがどんなメモより素晴らしい役割を果たす。
→ イメージ知見者の頭の中に検索をかけれるようになる状態。
Step 2: 「音声解説」で全体像を楽しく把握
ドキュメントを読むより早く、要点を横断的に把握できる。片手間でできる。
かつ、新規のキャッチアップは精神的なコストが高いが、かなり気を楽に始められる。
Step 3: 「マインドマップ」で構造を可視化
資料間の関係性や全体像を一瞬で把握するため。
マインドマップベースで質問ができるので、不明点が明確化しやすい
Step 4: 不明点を「しらみつぶし」に質問
こんなに何を聞いても怒らない知識者は存在しない。
マインドマップを基に、理解が曖昧な点を深掘りし、盲点をなくす。
追記: 自分のAI活用ルール
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最初の30分は「AI禁止」タイム 新しいタスクや調査を始める際、最初の30分はAIを(ほぼ)使わず、まず自分の頭で考え、手を動かしてみるようにしている。AIはすぐに答えをくれますが、プロセスを省略しすぎると「なぜその答えになるのか」という思考が抜け落ちがち。
自分の頭を0→1の段階で使うことは成長に大きくつながるため、このフローは欠かさないようにしている。 -
これは割と当たり前ですが、出力時間 < 理解時間 AIが一瞬で出した答え(コードや文章)を、そのままコピペして終わりにはしない。AIの出力時間以上に、「その内容の意図や経緯を理解する時間」を確保することを強く意識する。なぜこの設計なのか、なぜこの関数が選ばれたのか。それを理解することが、本当のスキルアップに繋がると考えている。
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あとシンプル会話を楽しむ。
まとめ
とりあえず、メモ程度に書いたが、初歩的な内容なので、
どんどん蓄積していく。
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