Vimの様々なInsertモードへの入り方
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Vimでは様々なInsertモードへの入り方があります。基本的なiコマンドやaコマンド以外の便利なInsertモードへの入り方を紹介します。
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様々なInsertモードへの入り方
iやaコマンドでInsertモードに入る以外にも、改行してからインサートモードに入る方法や一番最後の移動してからインサートモードに入る方法など、vimには様々なInsertモードへの入り方が存在します。
それらを暗記していなくても問題なくVimの操作はできますが、それらを覚えておくと不要なキーを入力する必要がなくなるため、Vimの操作がさらに速くなります。
Aコマンド, Iコマンド
現在カーソルがある行の一番最後に移動してインサートモードに入るAコマンド
現在カーソルがある行の一番最初に移動してインサートモードに入るIコマンド
ともに、移動とインサートモードへの切り替えを1コマンドで実行できるため、効率的です。

oコマンド
次の行に挿入するoコマンド
改行とインサートモードへの切り替えを1コマンドで実行できるため、とても便利です。
※大文字のOコマンドの場合、次の行ではなく、一つ上の行に挿入できます。

sコマンド
sコマンドを利用すると、現在選択している文字をdeleteしてから挿入モードに入ることができます。(xコマンド->iコマンドと同じ挙動になりますが、1つのコマンド入力で済むため効率的です)
また、Sコマンドを利用すると、現在選択している行をカットしてインサートモードに入ります。(ccコマンドと同様の挙動になります。)

まとめ
様々なインサートモードへの入り方を紹介しました。ここで紹介したインサートモードへの入り方以外にも様々な方法が存在します。
焦らず、少しずつ使えるコマンドを増やしていって、効率的にVimを使えるようになりましょう。
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