Vimの検索に関するコマンドまとめ
記事の内容
Vimのノーマルモードにおける検索コマンドを紹介します。
検索コマンドはvimで高速に作業するために必須のコマンドです。
記事の長さ
3分で読めます
/コマンド
Vimで文字列を検索したい場合、/
コマンド利用します。
ノーマルモードで/
コマンドを入力すると、左下にフォーカスが移動し、/
の後に検索したい文字列を入力することでファイル内検索が可能です。
※?
コマンドは逆向き検索です。現在カーソルがある位置から手前向きに検索を実行します。
n/Nコマンド
/
コマンドで文字を検索したら、n
コマンドで次の同じ文字を検索します。また、N
コマンドを実行すると一つ前の同じ文字にカーソルを移動させることができます。
実演動画
行内検索
/
コマンドと?
コマンドはファイル全体を検索対象にします。
一方、f
コマンドとt
コマンドは同じ行の特定の1文字を検索します。
例えば、
fx
と入力した場合、現在カーソルがある行内でx
という文字を検索し、カーソルを移動します。(t
とf
はカーソルの移動後に検索対象文字列の手前かその文字列自体か、どちらにカーソルを移動するかの差です。)
※それぞれの大文字にあたるF
コマンドとT
コマンドは逆向き検索になります。
実演動画
リピート
;
コマンドを入力すると、同じ検索動作をリピートできます。
削除と組み合わせる
検索コマンドはそれだけでも十分強力な機能ですが、削除機能と組み合わせると高速な編集が実現できます。
/
とd
コマンドを組み合わせる
例えば、test
という文字列まですべての文字を削除したい場合、d/test
コマンドが利用できます。
t
とc
コマンドを組み合わせる
行内検索も非常に有用です。b
という文字までを削除して新しい文字を入力したい場合、ctb
コマンドが利用できます
まとめ
Vimの検索コマンドを紹介しました。
検索コマンドと削除コマンドを組み合わせることで高速コーディングが可能になります。練習しましょう!
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