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Vimの4つのモードを解説する
Vimの4つモード
Vimには4つのモードが存在します。Vimが他のエディタと大きく異なる理由はファイルを編集するだけなのに、複数のモードを切り替えつつ操作をしなければならないという点です。
これらの4つのモードは覚えるというよりも、Vimを日常的に利用していくうえで自然と覚えていくものです。そのため、「Vimにはそういう機能があるんだー」ぐらいで留めておいて、実際にVimを操作しながら覚えていってください。
※Vimは覚えることが多いので、神経質に学ぼうとすると使いこなす前に諦めてしまいがちです。
ノーマルモード
Vimを起動したらノーマルモードから始まります。
ノーマルモードはその名前の通り、基本となるモードで、それ以外のモードに入った後はノーマルモードに戻ってきます。
- 文字入力をしたい時
-
ノーマルモード
->インサートモード
->ノーマルモード
-
- 範囲選択したい時
-
ノーマルモード
->ビジュアルモード
->ノーマルモード
-
- ファイル内検索がしたい時
-
ノーマルモード
->コマンドモード
->ノーマルモード
-
といった具合にノーマルモード
を起点に各モードに移行して、やりたいことが終わったらノーマルモード
に戻ってくる流れを繰り返すのがVimの操作の基本になります。
実例
文字入力をする
ノーマルモード
-> インサートモード
-> ノーマルモード
範囲を選択して、削除する
ノーマルモード
-> ビジュアルモード
-> ノーマルモード
ファイル内で文字(ee)検索をする
ノーマルモード
-> コマンドモード
-> ノーマルモード
インサートモード
インサートモードは通常のメモ帳と同じような動作をします。
入力したい文字を入力するときに利用します。
ビジュアルモード
範囲指定するときに利用します。
複数行を選択しコピーし、他のファイルにペーストするとき。複数行をカットして、他の行に移動するときなどに利用します。
コマンドモード
ファイル内検索やファイルの保存、ファイルの終了などに利用します。
まとめ
Vimの4つのモードを紹介しました。
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