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ローカル環境でGrafanaをDockerを使って起動してみた

2023/11/29に公開

記事の内容

ローカル環境でGrafanaをDockerを使って起動してみました。

記事を読むと得られるもの

  • Grafanaをローカルで起動する方法

対象読者

  • Grafanaを使ってみたい人

記事の長さ

1分で読めます

ローカル開発環境の構築

Dockerコンテナを起動する

docker-compose.yaml

version: "3.8"
services:
  grafana:
    image: grafana/grafana-enterprise
    container_name: grafana
    restart: unless-stopped
    ports:
     - '3011:3000'

ローカルでGrafanaを起動するのはとても簡単です。
上記のような、docker-compose.yamlファイルを用意して、docker compose upコマンドを実行します。

$ docker compose up

すると、localhost:3011でGrafanaが起動します。

Grafana

ちなみに、一番最初は、ログインID・パスワードともに、adminのため、両方にadminと入力し、ログインを行います。その後、パスワード変更を求められますので、任意のパスワードに変更すると、Grafanaのダッシュボードにログインできます。

Grafana

これでローカルでGrafanaを動作させる環境は整いました!

データを永続化する

以上のフローでGrafanaの起動は完了したのですが、Docker Containerはデータを保存できないため、Dockerを起動・停止するたびにデータが失われてしまいます。
※試しに、今まで起動していたDockerコンテナを停止して、再起動し、先ほど設定したパスワードで再度ログインを試みると、失敗します。(設定したパスワードが失われ、また初期パスワードに戻ってしまったため)

データの損失を防ぐため、データの永続化をDocker Volumeを利用して行います。

Docker Volumeの追加

docker-compose.yaml

version: "3.8"
services:
  grafana:
    image: grafana/grafana-enterprise
    container_name: grafana
    restart: unless-stopped
    ports:
     - '3011:3000'
    volumes:
     - 'grafana_storage:/var/lib/grafana'
volumes:
  grafana_storage: {}

docker-compose.yamlファイルを以上のように修正し、GrafanaのストレージをDocker Volumeにマウントします。

これで、データの永続化ができるようになりました。

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