Kubernetes入門2ヶ月で、CKAを90%の得点率で合格した話
CKAに合格しました
CKAに合格し、Kubernetesを完全に理解しました。
資格試験に対しては、賛否両論ありますが、個人的にCKAの勉強をしてエンジニアとしての成長につながったと思うで、記事を書いていこうと思います。
スタート時点・得点率・勉強期間
スタート時点
- インフラ歴2年
- AWSのECSで2年間CAMPFIREというクラウドファンディングのプラットフォームを運用していました。
- Kubernetesに関する知識
- 趣味で昔触ったことがあるものの、ほぼ忘れていた(replicasetとDeploymentとPodの違いもわからないレベル)
以上のようなレベル感で勉強を始めました。イメージ的にはインフラ運用を仕事にしてきたが、Kubernetesをちゃんと触ったことはないレベル感です。
得点
90/100 というスコアを取れました。 66点が最低合格点なので、かなり余裕で合格できた印象です。
勉強期間
2ヶ月
おすすめ勉強法・注意点
この記事を読んでいる方は将来的にCKAを受ける可能性が高い方々だと思いますので、注意点とおすすめ勉強法を紹介します。
おすすめ勉強法
テキスト
CKAの定番教材
様々な技術書や動画講座がありますが、以下のUdemy講座だけやっておけば確実に合格できます。
CKAに関するブログを調べると必ずといっていいほど出てきた教材だったので、私もこの教材をメインに勉強を進めました。 この教材の動画をざっとみて、一緒についている模擬問題を解いていけば8−9割ぐらいは獲得できるようになります。
あれこれ様々なテキストに手を出すよりは、この動画だけしっかり勉強したほうがいいです。
kubernetes環境を作ってみる
CKAに合格するためだけの勉強だったら、↑の動画だけやっておけばいい話ですが、実際にKubernetesで簡単なアプリケーションを作るとさらに効率がいいです。そのため、私は以下の技術書で簡単なKubernetesアプリケーションを作成しました。
模試
KillerShell のCKA模擬試験を受験前に受講しました。後ほど注意点のところで書きますが、仮想デスクトップに慣れるという意味でやっておいたほうがいいです。
注意点
身分証明書について
事前に様々な方のブログを読み、免許証とクレカがあれば受験可能という情報が多かったので、私も12月の前半に免許証とVISAカードで受験しました。 しかし、パスポートがないと受験はできないとのことで、受験できませんでした。その後、問い合わせても連絡がなかったため、泣く泣くパスポートを取得することに... (本籍の取り寄せやパスポートセンターでの手続きなど、2週間ぐらいかかってしました。これがなければ2ヶ月も勉強期間はいらなかったと思います。)
受験環境について
受験環境は仮想デスクトップで行われます。この仮想環境はびっくりするぐらい使いづらいので、先ほど紹介したKillershellで練習しておいたほうがいいです。(コピペや検索など、Macのキーボード入力と異なります)
まとめ
今回、エンジニア人生で初めて資格試験を受験しました。資格試験は一部の人にとっては無駄の多いものだということは認識していますが、初学者にとっては体系的に知識をインプットできるとても良い教材だと思っています。
Kubernetesはシェアを広げている素晴らしい技術です。是非、CKAからKubernetesに入門してみてください!
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