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Mapオブジェクトについて(Typescript)
Typescriptで、Mapオブジェクトがあまり理解できていなかったので、自分の頭の整理のため記録。
Mapオブジェクトとは?
キーと値のペアを好きなだけ保存するデータ構造。
オブジェクトは、基本プロパティ名は文字列です。
例えば
const obj = {
foo: "Hello!",
bar: 12345,
}
これがMapオブジェクトになると、プリミティブもオブジェクトもキーに用いることができます。
では、Mapオブジェクトを作成して行きます。
Mapを使用する場合、まず型を指定してMapオブジェクトを作成します。(Typescriptは型指定が必要になので、型指定しないとany型になります.....)
const map: Map<string, number> = new Map();
Mapは2つの型引数を取る型なので、Map<string, number>はキーが文字列型、そのキーに対応する値が数字型のMapオブジェクトということを意味します。
Setメソッド
Mapオブジェクトが作成できたら、setメソッドを使ってデータを追加してみます。
map.set("one", 1);
map.set("two", 2);
Getメソッド
上記で追加したデータを取得します。
console.log(map.get("one"));//1 と表示。
console.log(map.get("two"));//2 と表示。
console.log(map.get("foo"));//undefined と表示される。
他にもhas, delete, clearのメソッドもありますが、今回は主要なメソッドとしてset, getを重点して書いてます。
【参考】
『プロを目指す人のためのTypeScript入門 安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで (Software Design plus)』鈴木 僚太 (著) 技術評論社 2022/4/22出版
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