AWS Cloud Practitioner Essentialsのノート:モジュール3
モジュール3
グローバルインフラストラクチャ,アベイラビリティーゾーン,Amazon CloudFront,プロビジョニング方法の比較
リージョンを選択する
データを日本に置かないといけないなどで決める
実際のクライアントに近い場所に置くとコンテンツを素早く提供できる
リージョンによって提供されていないサービスがある
リージョンによって料金が違う
アベイラビリティーゾーン
リージョン内にある 1 つのデータセンターまたはデータセンターのグループです。アベイラビリティーゾーンは互いに数十マイル離れた場所にあります。これは、アベイラビリティーゾーン間の低レイテンシー (コンテンツがリクエストされてから受信されるまでの時間) を実現するために十分な距離です。一方、リージョンの一部で災害が発生した場合には、複数のアベイラビリティーゾーンが影響を受ける可能性を減らすことのできる十分な距離であるといえます。
エッジロケーション
エッジロケーションは、Amazon CloudFront で、コンテンツを高速に配信するために、キャッシュされたコピーをお客様の近くに保存するために使用する場所です。
オリジンから各エッジロケーションサーバーにキャッシュをコピーしておき、近くのエッジロケーションと接続することで、お客様に高速に配信します。
AWS のサービスを操作する方法
AWS マネジメントコンソール
AWS サービスへのアクセスと管理に使用するウェブベースのインターフェイスです。最近使用したサービスにすばやくアクセスしたり、名前、キーワード、頭字語でその他のサービスを検索したりできます。コンソールには、タスクを完了するプロセスを簡素化できるウィザードと自動化ワークフローが含まれています。
AWS Command Line Interface
API リクエストを作成する際の時間を短縮するには、AWS Command Line Interface (AWS CLI) を使用できます。AWS CLI を使用すると、1 つのツール内のコマンドラインから直接、AWS の複数のサービスを制御できます。AWS CLI は Windows、macOS、Linux に対応しています。
AWS CLI を使えば、自社のサービスやアプリケーションが実行するアクションを、スクリプトを使って自動化できます。例えば、コマンドを使用して Amazon EC2 インスタンスを起動し、Amazon EC2 インスタンスを特定の Auto Scaling グループに接続することができます。
SDK
AWS のサービスのアクセスと管理に使用されるもう 1 つの方法が、ソフトウェア開発キット (SDK) です。SDK を使うと、使用しているプログラミング言語やプラットフォーム向けに設計された API で、AWS のサービスをより簡単に使用できるようになります。既存のアプリケーションで AWS のサービスを使用することや、AWS で実行される新しいアプリケーションを作成することもできます。
SDK の使用をすぐに開始できるよう、AWS にはドキュメントと、サポートされている各プログラミング言語向けのサンプルコードが用意されています。サポートされているプログラミング言語には、C++、Java、.NET などがあります。
AWS Elastic Beanstalk
AWS Elastic Beanstalk では、ユーザーがコードと設定情報を提供することによって、以下のようなタスクの実行に必要なリソースが自動的にデプロイされます。
容量の調整
負荷分散
自動スケーリング
アプリケーションの状態モニタリング
AWS CloudFormation
AWS CloudFormation を使用すると、インフラストラクチャをコードとして扱うことができます。つまり、AWS マネジメントコンソールを使用してリソースを個別にプロビジョニングする代わりに、コード行を記述して環境を構築できます。
AWS CloudFormation は、安全で繰り返し可能な方法でリソースをプロビジョニングします。これにより、アクションを手動で実行することなく、インフラストラクチャやアプリケーションを頻繁に構築できます。スタックの管理時には、実行に適した操作が AWS CloudFormation によって決定され、エラーが検出された場合は変更が自動的にロールバックされます。
確認
アベイラビリティーゾーンについて、最も適切に説明しているものを選択してください。
- AWS リソースを含む地理的領域
- リージョン内の 1 つのデータセンターまたはデータセンターのグループ
- サービス固有のオペレーションを実行するために AWS のサービスによって使用されるデータセンター
- ハイブリッドアプローチにおいて、独自のオンプレミスのデータセンター内で AWS インフラストラクチャを運用するために使用できるサービス
答え
2
正解は「リージョン内の 1 つのデータセンターまたはデータセンターのグループ」です。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
リージョンは AWS リソースを含む地理的領域です。
エッジロケーションは、サービス固有のオペレーションを実行するために AWS のサービスによって使用されるデータセンターです。エッジロケーションについては、このモジュールの次のセクションで学習します。
AWS Outposts は、ハイブリッドアプローチにおいて AWS のインフラストラクチャ、サービス、ツールを独自のオンプレミスのデータセンターで実行するために使用できるサービスです。AWS Outposts については、このモジュールの後半で説明します。
AWS グローバルインフラストラクチャについて、正しく説明しているものを選択してください。
- 1 つのアベイラビリティーゾーンで構成されるリージョン
- 2 つ以上のリージョンで構成されるアベイラビリティーゾーン
- 3 つ以上のアベイラビリティーゾーンで構成されるリージョン
- 1 つのリージョンで構成されるアベイラビリティーゾーン
答え
3
正解は「3 つ以上のアベイラビリティーゾーンで構成されるリージョン」です。
例えば、南米 (サンパウロ) リージョンは sa-east-1 です。このリージョンには、sa-east-1a、sa-east-1b、sa-east-1c の 3 つのリージョンがあります。
リージョンを選択する場合、どのような要素を考慮すべきですか(2 つ選択)。
- データのガバナンスと法的要件のコンプライアンス
- お客様との近接性
- 24 時間年中無休の技術サポートの利用
- 異なるユーザーにカスタムの権限を割り当てる能力
- AWS Command Line Interface (AWS CLI) の利用
答え
1,2
正解は以下の 2 つです。
データガバナンスと法的要件の遵守
ユーザーとの近接性
リージョンを選択する場合に考慮すべき他の 2 つの要素は、料金設定とリージョンで使用できるサービスです。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
選択するサポートレベルは、リージョンによって決定されるものではありません。AWS サポートのプランについては、このコースで後ほど学習します。
異なるユーザーにカスタムのアクセス許可を割り当てることは、すべての AWS リージョンで可能な機能です。
AWS Command Line Interface (AWS CLI) は、すべての AWS リージョンで使用できます。
Amazon CloudFront について、最も適切に説明しているものはどれですか。
- ハイブリッドクラウドアプローチでインフラストラクチャを運用できるサービス
- コンテナ用のサーバーレスコンピューティングエンジン
- キューを介してソフトウェアコンポーネント間でメッセージを送受信できるサービス
- グローバルなコンテンツ配信サービス
答え
4
正解は「グローバルなコンテンツ配信サービス」です。
Amazon CloudFront はコンテンツ配信サービスです。エッジロケーションのネットワークを使用してコンテンツをキャッシュし、世界中のお客様にコンテンツを配信します。コンテンツはキャッシュされると、コピーとしてローカルに保存されます。このコンテンツは動画ファイル、写真、ウェブページなどです。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
AWS Outposts は、ハイブリッドクラウドアプローチでインフラストラクチャを運用できるサービスです。
AWS Fargate は、コンテナ向けのサーバーレスコンピューティングエンジンです。
Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) は、キューを介してソフトウェアコンポーネント間でメッセージを送信、保存、受信できるサービスです。
Amazon CloudFront は、あらゆる場所のユーザーに対してすばやい配信を可能にするために、どのようなサイトを使用してコンテンツのコピーをキャッシュしますか。
- リージョン
- アベイラビリティーゾーン
- エッジロケーション
- オリジン (提供元)
答え
3
正解は「エッジロケーション」です。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
リージョンは、互いに独立した複数のロケーションで構成される個別の地理的ロケーションです。
アベイラビリティーゾーンは、AWS グローバルインフラストラクチャの完全に独立した部分です。
オリジンは、CloudFront でファイルを取得するときに使用するサーバーです。CloudFront のオリジンの例には、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットやウェブサーバーがあります。注意: Amazon S3 については、このコースの後半で説明します。
AWS Outposts で実行できるアクションはどれですか。
- スクリプトを使用して AWS のサービスとアプリケーションのアクションを自動化する。
- ウィザードと自動化ワークフローにアクセスして、AWS のサービスでタスクを実行する。
- サポートされているプログラミング言語で AWS のアプリケーションを開発する。
- AWS のインフラストラクチャとサービスをオンプレミスのデータセンターなどのさまざまな場所に拡張する。
答え
4
正解は「AWS のインフラストラクチャとサービスをオンプレミスのデータセンターなどのさまざまな場所に拡張する」です。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
AWS Command Line Interface (AWS CLI) は、AWS のサービスとアプリケーションのアクションをスクリプトで自動化するために使用します。
AWS マネジメントコンソールには、AWS のサービスでタスクを完了するために使用できるウィザードとワークフローが含まれています。
ソフトウェア開発キット (SDK) を使用すると、サポートされているプログラミング言語を使用して AWS でアプリケーションを開発できます。
上記のように突然勉強していない設問(AWS Outposts)と選択肢4があれば、それを選ぶ、といった引っ掛けもある
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