AWS Cloud Practitioner Essentialsのノート:モジュール2
モジュール2
主要サービスである
Amazon EC2,Auto Scaling,Elastic Load Balancing,Amazon Simple Notification Service,Amazon Simple Queue Service
について
Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)
Amazon EC2 インスタンスは数分以内にプロビジョニング、作成できます。
ワークロードの実行が終了したら、使用を停止できます。
料金は、インスタンスの実行時に使用したコンピューティング時間に対してのみ支払います。停止時や終了時に料金は発生しません。
必要なサーバー容量に対してのみ支払うことで、コストを節約できます。
起動、接続、使用の3STEP
Amazon EC2 インスタンスタイプ
汎用インスタンス
バランス
コンピューティング最適化インスタンス
高パフォーマンスプロセッサ
メモリ最適化インスタンス
高パフォーマンスのデータベースや、大量な非構造化データをリアルタイムで処理するワークロード
高速コンピューティングインスタンス
グラフィックスアプリケーション、ゲームストリーミング、アプリケーションストリーミング
ストレージ最適化インスタンス
ローカルストレージの大規模データセットに対して、高度なシーケンシャル読み取りおよび書き込みのアクセスを必要とするワークロード
データウェアハウジングアプリケーション
Amazon EC2 の料金
オンデマンド
短期的で不定期の、中断できないワークロード
リザーブドインスタンス
1年または3年の期間で購入できる
- 標準リザーブドインスタンス
- EC2 インスタンスのタイプとサイズ、およびそれらを実行する予定の AWS リージョンがわかっている場合(インスタンスのファミリーとサイズ、プラットフォームの説明、テナンシー、リージョンを指定)
- コンバーティブルリザーブドインスタンス
- EC2 インスタンスを異なるアベイラビリティーゾーンまたは異なるインスタンスタイプで実行する必要がある場合
EC2 Instance Savings Plans
インスタンスファミリーとリージョンに対して 1 年または 3 年の期間、1 時間あたりの支出をコミットすると、EC2 インスタンスコストを削減可能。
スポットインスタンス
開始時間と終了時間が変動するワークロードか、中断に耐えられるワークロードに最適
専用ホスト
Amazon EC2 インスタンス容量を備えた、お客様専用の物理サーバー
Amazon EC2 のスケーリング
Amazon EC2 Auto Scaling では、動的スケーリングと予測スケーリング 2 つのアプローチを使用できます。
動的スケーリングは変化する需要に対応します。
予測スケーリングは、需要の予測に基づき、適切な数の EC2 インスタンスを自動的にスケジュールします。
最小容量、希望する容量、最大容量を設定。
Elastic Load Balancing を使用してトラフィックを転送する
着信アプリケーショントラフィックを Amazon EC2 インスタンスなどの複数のリソースに自動的に分散する AWS のサービス
Elastic Load Balancing と Amazon EC2 Auto Scaling は別個のサービスですが、Amazon EC2 で実行しているアプリケーションが高いパフォーマンスと可用性を実現できるよう、連携して機能します。
メッセージングとキューイング
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) と Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) というマイクロサービスについて
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
パブリッシュ/サブスクライブのサービスです。パブリッシャーは Amazon SNS トピックを使用して、サブスクライバーにメッセージを発行します。
Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)
メッセージキューイングサービスです。
Amazon SQS を使用すると、ソフトウェアコンポーネント間でメッセージを送信、保存、受信できます。メッセージが失われることはなく、他のサービスを利用可能にしておく必要もありません。Amazon SQS では、アプリケーションはメッセージをキューに送信します。ユーザーまたはサービスは、キューからメッセージを取り出して、処理した後、それをキューから削除します。
その他のコンピューティングサービス
サーバーレスコンピューティング
「サーバーレス」では、コードがサーバー上で実行されますが、サーバーのプロビジョニングや管理を行う必要はありません。サーバーレスコンピューティングでは、サーバーを維持することではなく、新しい製品や機能のイノベーションに集中できます。
AWS Lambda
AWS Lambda を使用するときは、料金は使用したコンピューティング時間に対してのみ支払います。コードを実行している間しか請求は発生しません。また、ほぼすべての種類のアプリケーションまたはバックエンドサービスのコードも実行でき、いずれの場合も管理は不要です。
コンテナ
- Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)
- スケーラビリティとパフォーマンスに優れたコンテナ管理システムです。このシステムを使用することにより、コンテナ化されたアプリケーションを AWS で実行およびスケールできます。
- Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)
- AWS で Kubernetes を実行するときに使用できる、フルマネージドサービスです。
- AWS Fargate
- コンテナ用のサーバーレスコンピューティングエンジンです。Amazon ECS および Amazon EKS の両方と連携します。
確認
データウェアハウジングアプリケーションに適した Amazon EC2 のインスタンスタイプはどれですか。
- メモリ最適化
- ストレージ最適化
- 汎用
- コンピューティング最適化
答え
2
コンピューティング、メモリ、ネットワークリソース間のバランスを取る Amazon EC2 インスタンスタイプはどれですか。
- メモリ最適化
- ストレージ最適化
- 汎用
- コンピューティング最適化
答え
3
高パフォーマンスデータベースに最適な Amazon EC2 インスタンスタイプはどれですか。
- メモリ最適化
- ストレージ最適化
- 汎用
- コンピューティング最適化
答え
1
高パフォーマンスプロセッサを提供する Amazon EC2 インスタンスタイプはどれですか。
- メモリ最適化
- ストレージ最適化
- 汎用
- コンピューティング最適化
答え
4
バッチ処理ワークロード向けに Amazon EC2 インスタンスを使用したいと考えています。最適な Amazon EC2 インスタンスタイプはどれですか。
- 汎用
- メモリ最適化
- コンピューティング最適化
- ストレージ最適化
答え
3
正解は「コンピューティング最適化」です。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
汎用インスタンスは、コンピューティング、メモリ、ネットワークのリソースをバランスよく提供します。このインスタンスファミリーは、このシナリオのアプリケーションにとって最適な選択肢ではありません。バッチ処理ワークロードには、汎用インスタンスよりもコンピューティング最適化インスタンスが適しています。
メモリ最適化インスタンスは、高性能データベースなど、メモリ内の大規模なデータセットを処理するワークロードに適しています。
ストレージ最適化インスタンスは、ローカルストレージの大規模なデータセットに対する高速シーケンシャルの読み取りおよび書き込みのアクセスを必要とするワークロード用に設計されています。この質問には、処理するデータのサイズが明記されていません。バッチ処理では、データをグループ化して処理します。コンピューティング最適化インスタンスは、高パフォーマンスプロセッサの恩恵を受けるこのタイプのワークロードに最適です。
1 つのリージョンで特定の OS、インスタンスファミリー、サイズ、テナンシーを実行する EC2 インスタンスの数を指定すると、割引が適用される Amazon EC2 料金オプションはどれですか。
- コンバーティブルリザーブドインスタンス
- EC2 Instance Savings Plans
- スポットインスタンス
- 標準リザーブドインスタンス
答え
4
標準リザーブドインスタンスでは次を指定する必要があります。
インスタンスのファミリーとサイズ
プラットフォームの説明
テナンシー
リージョン
指定した量の EC2 インスタンスは 1 年または 3 年の期間確保されます。
インスタンスファミリーとリージョンに対して 1 年または 3 年の期間、1 時間あたりの支出をコミットすると、どの Amazon EC2 料金オプションで割引が提供されますか。
- オンデマンド
- EC2 Instance Savings Plans
- スポットインスタンス
- リザーブドインスタンス
答え
2
EC2 Instance Savings Plans では、インスタンスファミリーとリージョンに対して 1 年または 3 年の期間、1 時間あたりの支出をコミットすると、EC2 インスタンスコストを削減できます。
Amazon EC2 リザーブドインスタンスの契約期間は次のうちどれですか(2 つ選択)。
- 1 年
- 2 年
- 3 年
- 4 年
- 5 年
答え
1, 3
リザーブドインスタンスには、1 年と 3 年のいずれかのコミットが必要です。3 年のオプションでは、さらに大きな割引が適用されます。
中断にも耐えられるワークロードを合計 6 か月間実行しようとしています。最もコスト効率の高い Amazon EC2 購入オプションはどれですか。
- リザーブドインスタンス
- スポットインスタンス
- ハードウェア専有インスタンス
- オンデマンドインスタンス
答え
2
正解は「スポットインスタンス」です。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
リザーブドインスタンスでは、1 年または 3 年の期間での契約が必要です。それに対し、このシナリオのワークロードは 6 か月間のみ実行されます。
専有インスタンスは、単一のお客様の専用ハードウェアの Virtual Private Cloud (VPC) 内で実行されます。料金は、共有ハードウェアで実行される他の選択肢よりも高くなります。
オンデマンドインスタンスは、6 か月間のみ実行するという要件を満たします。ただし、スポットインスタンスは、最低契約期間がなく、中断に耐えることができ、オンデマンドインスタンスよりもコストが低いため、最適な選択肢といえます。
Elastic Load Balancing で行われる処理の例はどれですか。
- 1 つの Amazon EC2 インスタンスのみですべてのワークロードを実行しなくて済むようにする
- 需要が低い間は不要な Amazon EC2 インスタンスを削除する
- オンラインストアのセール期間中は 2 つ目の Amazon EC2 インスタンスを追加する
- 需要に応じて Amazon EC2 インスタンスの数を自動的に調整する
答え
1
正解は「1 つの Amazon EC2 インスタンスのみですべてのワークロードを実行しなくて済むようにする」です。
Elastic Load Balancing は、着信アプリケーショントラフィックを Amazon EC2 インスタンスなどの複数のリソースに自動的に分散する AWS のサービスです。これにより、単一リソースの過剰使用を回避できます。
その他の解答の選択肢はすべて Auto Scaling の使用例です。
コンテナ化されたアプリケーションをデプロイして管理する必要があります。どのサービスを採用すべきですか。
- AWS Lambda
- Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
- Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)
- Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)
答え
4
正解は「Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)」です。
Amazon EKS は、フルマネージド型の Kubernetes サービスです。Kubernetes は、コンテナ化されたアプリケーションを大規模にデプロイして管理できるオープンソースソフトウェアです。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
AWS Lambda は、サーバーのプロビジョニングや管理を行わずにコードを実行できるサービスです。
Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) は、キューを介してソフトウェアコンポーネント間でメッセージを送信、保存、受信できるサービスです。
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) は、パブリッシュ/サブスクライブサービスです。パブリッシャーは Amazon SNS トピックを使用して、サブスクライバーにメッセージを発行します。
サブスクライバーにメッセージを発行するのに最適な AWS のサービスはどれですか。
- Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)
- Amazon EC2 Auto Scaling
- Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
- Elastic Load Balancing
答え
3
正解は「Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)」です。
Amazon SNS は、パブリッシュ/サブスクライブサービスです。パブリッシャーは Amazon SNS トピックを使用して、サブスクライバーにメッセージを発行します。
その他の選択肢は、以下の理由で正しくありません。
Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) は、メッセージキューイングサービスです。Amazon SNS に関連するメッセージのサブスクリプションとトピックのモデルは使用しません。
Amazon EC2 Auto Scaling を使用すると、アプリケーションの変化する需要に応じて、Amazon EC2 インスタンスを自動的に追加または削除できます。
Elastic Load Balancing は、着信アプリケーショントラフィックを Amazon EC2 インスタンスなどの複数のリソースに自動的に分散する AWS のサービスです。
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