Shopify Magicで何ができる?
はじめに
最近Shopifyを触ることが多くなってきたのですが、Shopify MagicやSidekickといったAIを活用した機能を触れていなかったのでこの機会に色々いじってみました。
今回は主にShopify Magicについていくつか触ってみたのでまとめたいと思います。
Shopify Magicとは
Shopify MagicはShopifyの機能の一つでAIを活用したワークフローの一つです。ストア構築やマーケティング、カスタマーサポートなど多くの分野でタスクをサポートするものになっています。
実際に使ってみる
商品説明の生成
商品説明の生成を試してみます。
商品管理画面から商品の追加を選択して画像のキラキラマークを押すと商品説明の生成ができます。

ここでは特徴とキーワードを入力し、どのようなトーンで文言を作成するかを選ぶことができます。


例えば「半袖Tシャツで綿100のサラサラ生地」を商品の特徴として入力します。
トーンを「専門的」にすると
この半袖Tシャツは100%綿素材で作られており、肌触りが良く通気性に優れています。サラサラとした質感で、快適な着心地を実現。日常のカジュアルスタイルに最適で、汗をかいても蒸れにくく快適さを保ちます。耐久性も高く長く愛用できる一枚です。
「大胆」にすると
大胆に快適さを追求したこの半袖Tシャツは、100%綿のサラサラ生地で仕立てられています。肌に触れる瞬間から感じる軽やかさと通気性は、どんな日常もアクティブに変える力を持っています。シンプルながら存在感を放つ一枚で、自分らしさを大胆に表現してください。
このようにトーンによって単に商品説明を生成するのではなくストアの雰囲気や売り方によってテイストを変えながら生成することができます。
メディア編集
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現在(2025/09/28)では日本語版の対応をしていないようなのでアカウントの言語を英語に変更してください
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メディア編集では商品画像の背景色を編集したり、背景そのものを編集することができます。

背景色の編集ではAIが画像と背景を区別して背景の色のみを選択することができます。
背景の編集ではプロンプトを与えることで背景画像を作成してくれます。
何を表示させるのかを説明する「Describe the subject」とどのような背景情報やトーンで背景を作成するかを説明する「Describe the background you want」の二つをプロンプトとして入れることができます。
Describe the subjectに「small candle」をDescribe the background you wantに「in a sunny park」を入れてみたところ以下のような画像が生成されました。(謎な組み合わせw)

セクション生成
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こちらもメディアの編集と同様に言語を英語に変更する必要があります
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オンラインストア→テーマからカスタマイズボタンを選択してストアのテーマカスタマイズ画面へ遷移します。
セクションを追加するボタンを押すと追加できるセクションが表示されます。この中にある「生成」がセクションを生成できるものになります。

セクションの生成もプロンプトを入力して生成する流れになります。
今回は「A magazine-style editorial」(編集記事または特集記事)を入力してみます。
すると画像のようにセクションの生成が始まり、LiquidやCSSの生成されていることがわかります。

少しするとセクションが作成されました。

参考
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