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fly.ioのdocker接続エラーを解消したお話(v0.1.28)
fly.ioをいつものようにコードを修正してデプロイしようとした時、こんなエラーが出ました。
==> Verifying app config
Validating /home/<fly.tomlのパス>/fly.toml
Platform: machines
✓ Configuration is valid
--> Verified app config
==> Building image
WARN Failed to start remote builder heartbeat: failed building options: failed probing "personal": context deadline exceeded
Error: failed to fetch an image or build from source: error connecting to docker: failed building options: failed probing "personal": context deadline exceeded
ほうほう、エラーとしてはこんな感じか。
- dockerのイメージやソースを取得失敗
- docker接続エラー
- ビルド時のオプションで失敗
- “personal”の探索に失敗
- 制限時間を超えました
なるほど。なんかdocker周りのオプションがおかしいらしい。
ということでGoogleさんで調査してみると、同じような現象が起きている投稿がありました。
それによると、flyctlのv0.1.28にあるバグで、wireguard
というものの設定が失われてしまっているらしい。
解決するために以下のコマンドを打つと解消されてデプロイできるようになりました。
fly wire guard websockets enable
めでたしめでたし。多分この情報はさっさと書いて共有するほうがいいと思うのでこの記事はここでおしまい。
おこなった行動集
デプロイできないエラー解消に関して、他の行動も関与しているかもしれないので、デプロイできるようになるまでの一連の行動とコマンドを書き記しておきます
- flyctlのアップデート
fly version upgrade
- アプリのリスタート
fly apps restart <APPNAME>
- ログインし直し
fly auth login
-
投稿にあったもう一つの方法
fly wire guard reset
とfly agent restart
ここまでではデプロイできず、そのあとfly wire guard websockets enable
コマンドを実行した後にデプロイできるようになりました。
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