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AI・CUDAガチ勢が“毎日使う”最強コマンド集【2025年版】

に公開

ローカルGPU(特にCUDA環境)でAIモデルを動かすエンジニア向けに、「現場で本当に使う」コマンドだけをジャンル別にまとめました。
パッとコピペして即使える実用版です。


NVIDIA系

CUDAコンパイラ(nvcc)のバージョン確認

nvcc --version

CUDAのビルドやライブラリ依存の確認で必須。
(例:PyTorchやTensorFlowのバージョン整合性確認など)


GPU状態の確認(nvidia-smi)

nvidia-smi

温度、メモリ使用量、現在のプロセス一覧などGPUのあらゆる状態を一括確認。


CuDNNバージョンの確認

cat /usr/include/cudnn_version.h | grep CUDNN_MAJOR -A 2

CuDNNバージョン不一致によるエラー対策など、環境調査でよく使います。


C/C++コンパイラ(cl.exe)の場所検索(Windows)

where cl

cl.exeがパスに通っているか・インストールされているかを確認。


PATH・環境変数系

システム環境変数GUIを一発で開く(Windows)

rundll32.exe sysdm.cpl,EditEnvironmentVariables

管理者権限PowerShellで実行。「環境変数」編集画面が即開きます。


PowerShellでPATH一覧を確認

$env:PATH

手動でPATHをGUI編集(手順)

  1. Windows + Pause キーで「バージョン情報」画面を開く
  2. 「システムの詳細設定」→「詳細設定」→「環境変数」へ

Python系

Pythonのバージョン確認

python --version
# または
python -V

詳細バージョン

python -VV

venv(仮想環境)コマンド集

仮想環境の作成

python -m venv [仮想環境名]

アクティベート

  • Mac/Linux:

    . [仮想環境名]/bin/activate
    
  • Windows:

    .\[仮想環境名]\Scripts\activate
    

デアクティベート

deactivate

パッケージ一覧の書き出し/一括インストール

pip freeze > requirements.txt
pip install -r requirements.txt

conda環境コマンド集

環境作成

conda create -n [仮想環境名] python=<バージョン>

アクティベート/デアクティベート

conda activate [仮想環境名]
conda deactivate

TensorFlow:GPU認識チェック

import tensorflow as tf
print(tf.__version__)
print(tf.config.list_physical_devices('GPU'))

TensorFlowがGPUをきちんと認識できているか簡単に確認。


FFmpegパスの一括検索(Windows)

Get-ChildItem -Path C:\ -Filter ffmpeg.exe -Recurse -ErrorAction SilentlyContinue -File

ffmpeg.exeがどこにあるか分からなくなったときの最終手段。


まとめ

  • 現場で詰まりやすいポイントを抑えた「実践コマンド集」
  • Windows/Mac両対応(仮想環境系)
  • AI x CUDA x Python ローカル開発勢向け

推奨Zennハッシュタグ

#AI #GPU #CUDA #Python #NVIDIA #機械学習 #DeepLearning #Windows #Linux #コマンド集 #TensorFlow #PyTorch #開発環境 #venv #conda

もし「ここに載せてほしいTips」や「追加で知りたいコマンド」があれば、コメント歓迎です。
現場で本当に使う情報だけを今後も随時まとめていきます!

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