CrostiniでChromOSのChromeを使う
Chromebookでは手軽にLinux環境を使うことができます。
普通にWSLに劣らない仮想環境だし、なんだかんだいって十分に開発ができる環境も構築できます。
ただ、一つ問題が。
ChromeOS側のChromeを使う方法はあまり知られていません。(たぶん)
なので、この方法をお探しの人の役に立てれば幸いです。
手順
まずLinux開発環境(以降, crostiniと呼びます。)では、garcon-url-handler
というコマンドを使ってブラウザを開くことができます。
garcon-url-handler https://zenn.dev
これで、簡単にcrostiniからChromeOSを開くことができました🎉
...知ってます。そんなことしても役に立たないと
CLI等のアプリから開く方法を知りたいと、
そういうことですよね?(知らんけど)
ここで便利なのが、環境変数に入れるということです。
環境変数に入れる
とにかく、$BROWESER
に/usr/bin/garcon-url-handler
をいれましょう。(デフォルトで入ってるかもだけど)
export BROWSER="/usr/bin/garcon-url-handler"
Vite[1]や、github-cli[2]では$BROWSER
を参照してブラウザを開いてます。
しかし、世の中にはそもそもLinuxだからと勝手に判断してxdg-open
とかでブラウザを開くアプリケーションも存在します。例えば、lazygit。
lazygitは下のように設定すればOKです。
os:
openLink: "$BROWSER {{link}}"
おまけ
ちなみに、fish-shell(愛用してます)では、$BROWSER
ではなくgarcon-url-handler
を叩いてるとか激アツですね!!
というわけで、fish-shellでhelp function
と打つと、ChromeOSのChromeが起動します。
これぞuser-friendly
ともかくこのPRに感謝です。
おわりに
というかみんなCrostini使おうね!!!!!!!!!
-
github-cliの該当箇所
多分これで合ってる ↩︎
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