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DifyとNotion API連携でWebサイトにユーザー入力を反映させる方法 学習メモ(2024-10-25)

2024/10/25に公開

DifyとNotion APIを連携させることで、Difyで構築したチャットボットへのユーザー入力をNotionページに自動的に記録し、表示する仕組みを構築できます。この記事では、その具体的な方法、メリット、そして構築する上での注意点などを詳しく解説します。

DifyとNotion API連携とは?

Difyは、コーディング不要でAPIを構築できるプラットフォームです。Notion APIは、Notionのデータベースやページにプログラムからアクセスするためのインターフェースです。この二つを組み合わせることで、Difyから受け取ったユーザー入力をNotionに自動的に送信し、記録することが可能になります。

Notionは柔軟なデータベース機能と使いやすいインターフェースを持つため、ユーザー入力を整理・管理するのに最適です。Difyを使えば、Notion APIとの連携を容易に行えるため、コーディングの知識がなくても、WebサイトとNotionを連携したシステムを構築できます。

DifyとNotion API連携の具体例

例えば、Webサイト上にユーザーからの質問を受け付けるフォームを設置し、その内容をNotionページに自動的に記録するシステムを構築できます。

具体的には、以下の様な流れで実現できます。

  1. ユーザーがDifyに質問を入力
  2. Notion APIを通してNotionページにデータを送信
  3. Notionページに質問内容とタイムスタンプが自動的に記録される

DifyとNotion API連携のメリット

DifyとNotion APIを連携させることには、様々なメリットがあります。

  • 業務効率化: ユーザー入力を手動でNotionに転記する必要がなくなり、業務を自動化できます。
  • リアルタイムな情報共有: ユーザー入力は即座にNotionに反映されるため、チーム内で情報をリアルタイムに共有できます。
  • データの一元管理: ユーザー入力はNotionに集約されるため、データの一元管理が可能になり、分析や活用がしやすくなります。

図解

Dify: チャットボットをノーコードで構築し、Notion APIを繋ぐ役割を果たします。API構築、データの受け渡し、Notion APIへのリクエストなどを処理します。
Notion API: Notionのデータベースにアクセスするためのインターフェースです。
Notionデータベース: ユーザー入力された情報が保存される場所です。

まとめ

DifyとNotion APIを連携させることで、Webサイトのユーザー入力をNotionに自動的に記録し、様々なメリットを得られます。Notion APIの活用方法を学び、業務効率化や情報共有の改善に役立てましょう。

つまずきポイント

1. 400エラー発生

  • 原因: HTTPメソッドをPOSTにしていた。
  • 解決策: HTTPメソッドをPATCHに変更。

2. タイムスタンプとユーザー入力をページ内に出力できない

  • 原因: Difyの関数で適切な処理が記述されていなかった。
  • 解決策: JavaScriptで現在時刻を取得し、ユーザー入力と結合した文字列を生成する関数を記述。

3. タイムスタンプが日本時間にならない

  • 原因: タイムスタンプがUTCで出力されていた。
  • 解決策: JavaScriptの toLocaleString() メソッドを用いて、タイムゾーンを日本(Asia/Tokyo)に設定。

4. AIで出力された関数名だとDifyでエラーが出る

  • 原因: Difyでは main という関数名を使用する必要がある。
  • 解決策: 関数名を main に変更。

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