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「ムーザルちゃんねる:プログラミングで良い関数を作るために大切なポイント」を観た
元動画
観ていてとてもいいこと言ってるなー、と思ったのでメモ。
それぞれの再生時間のリンクを貼ってます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「名前が抽象的すぎる」
基本、関数の中を読まなくても、名前だけで理解できる方がいいよね。
「名前が複雑でわかりにくい」
1つの関数に色々な役割を詰め込み過ぎるやつ。よくやってしまう。
1つの関数は1つの役割にする、などした方が再利用しやすいし、テストも書きやすい。
「名前から想像する挙動と違う」
getData
→ 外部リソースに依存せず、即時処理
fetchData
→ 外部リソースに依存する、時間がかる処理
これは目から鱗。
get
使いがちだったので、fetchとちゃんと区別して書こうと思う。
仕様変更に伴って、関数名をちゃんと変えようという話。
create
→ upsert
(insertとupdateを両用やる、というのでよく使うらしい)
「引数が6個以上ある」
こういうメソッドは個人的にも好きじゃ無い。
引数の順番が把握しずらい。
自分の場合は、max3個くらいまでかなー。
オブジェクトにしてしまう派。
function update($a,$b,$c,$d,$e,$f){}
function update($object){
// $object->a
}
「複数の役割が混じっている」
無理に1つにまとめない。
抽象化したつもりが、逆に複雑になって読みづらくなる。
多少処理が被っていても、別関数で分けちゃった方がいい場合もある。
動画でも言っているが、この辺は確かにセンスが要るかもしれない。
「returnが必ず最後」
早期リターンは完全同意!
演習問題
自分でやってみた。
メソッド無しでやったやつ
<?php
$cart = [
['item' => 'お酒', 'price' => 300, 'quantity' => 4],
['item' => 'りんご', 'price' => 100, 'quantity' => 2],
];
$taxList = [
'お酒' => 10,
'りんご' => 8
];
$total = 0;
foreach($cart as $child){
$rate = $taxList[$child['item']] / 100;
$total += $child['price'] * $child['quantity'] * (1 + $rate);
}
echo $total;
// 1536
このままでもいい気がするが、練習のために関数化してみる。
<?php
$cart = [
['item' => 'お酒', 'price' => 300, 'quantity' => 4],
['item' => 'りんご', 'price' => 100, 'quantity' => 2],
];
function getTaxList(){
return [
'お酒' => 10,
'りんご' => 8
];
}
// 商品の税率を取得
function getTaxRate($taxList, $name, $isEatIn){
if($isEatIn) return 0.1;
return $taxList[$name] / 100;
}
// 商品ごとの小計を取得
function getItemTotalPrice($item, $taxRate){
return $item['price'] * $item['quantity'] * (1 + $taxRate);
}
// 全てのtotalの計算
function getTotalPrice($cart, $isEatIn=false){
$total = 0;
foreach($cart as $item){
$taxRate = getTaxRate(getTaxList(), $item['item'], $isEatIn);
$total += getItemTotalPrice($item, $taxRate);
}
return $total;
}
// 1536
echo getTotalPrice($cart);
echo '<br>';
echo getTotalPrice($cart,true);
商品ごとの小計を取得 → getItemTotalPrice
という名前が微妙だ。
動画だと calcSubTotal
としていた。なるほどー。
このtaxListの配列を引数として渡したくない、というのもなんかわかる。
というわけで修正した。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓v↓
function getTaxList(){
return [
'お酒' => 10,
'りんご' => 8
];
}
// 商品の税率を取得
function getTaxRate($name, $isEatIn){
if($isEatIn) return 0.1;
return getTaxList()[$name] / 100;
}
// 全てのtotalの計算
function getTotalPrice($cart, $isEatIn=false){
$total = 0;
foreach($cart as $item){
$taxRate = getTaxRate($item['item'], $isEatIn);
$total += getItemTotalPrice($item, $taxRate);
}
return $total;
}
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