AWS Certified SysOps Administrator - Associate 受験記
経緯
昨年 2024年5月に AWS Certified Solutions Architect - Associate を取得してから半年が経過し、その間に 度々 AWS に触れるようになったことと、チーム内で主にインフラを担当する機会が増えてきたことで、運用に関する AWS 資格を取りたいと思うようになりました。
そこで今回、2024年11月に AWS Certified SysOps Administrator - Associate を受験したので取り組んだことを記録したいと思います。
取り組んだこと
勉強期間: 11/01 〜 11/29 の 1ヶ月間
1日あたり勉強時間: 1〜2時間
Udemy:
【SOA-C02】AWS Certified SysOps Administrator - Associate 模擬試験
50問1セットの演習問題が3セット、合計150問あります。
これを試験までに4周しました。問題数自体は多くないので短期間で取り組めますが、解説が簡潔なものが多く、理解が不十分なものが残ります。
その際は、ChatGPT に問題文と選択肢を投稿して詳しく解説してもらいました。
またラッキーなことに、まさに勉強していたちょうど11月頃、「演習モード」という機能がベータ版で搭載されるようになりました。わかりやすく言えば「1問1答」のことです。
これまでは全問解かないと解答・解説を見れなかったのですが、演習モードでは1問解くたびに正答が分かります。このおかげで「問題を解く」→「解説を読んで理解する」を繰り返すことができ、スキマ時間に問題演習に取り組みやすくなりました。これは Udemy ユーザーとしては控えめに言って最高です・・!
他社サービスでは当たり前の機能かもしれませんが、Udemy は教材が豊富でスマホでも操作しやすい UI なので今後も長くお世話になりそうです。
参考:Quiita - Udemyでの模擬試験が1問1答に対応したよ!
書籍
とはいえ、Udemy の教材だと少し物足りなかったので、書籍を購入して流し読みしていました。
演習問題と模擬試験問題1回分が付いていたので追加で勉強しました。Udemy の教材と全く同じ問題が2~3割含まれていたので、復習程度に解きました。
試験結果
試験中は問題にフラグを付けることができるので、後からフラグを付けた問題だけを見直すことができます。
1周目が終わった時点で約18問にフラグを付けていました。
そしてフラグを付けた問題を丁寧に見直し、最終的には以下のようになりました。
- 曖昧な問題: 15問程度
- 自信のある問題: 50問程度
720/1000点以上で合格なので、「答えが曖昧な問題」が20問未満であれば合格の可能性があります。
ただし設問ごとの点数は明示されていないので、あくまでも目安です。
結果的に合格できましたが、やはりスコアは振るわず。曖昧な問題があと1~2問多かったら不合格だったかもしれません。
次回の抱負
無事合格できましたが、当然ながら急激に AWS に詳しくなることはなく、試験から1ヶ月以上経った今もインフラ周りの設計・運用業務などは、ChatGPT を駆使しながら格闘しています。
ただ、これまで「調べてもよく分からない」状態だったのが、試験勉強を通じて「調べたらなんとか分かる」状態になってきたように思います。
まだまだ経験不足ですが、じわじわ頑張っていきたいです。
次回は少し趣向を変えて、統計検定2級を受験予定です。合格できたら準1級を受験します。
資格それ自体が直接何かの役に立つことは少ないですが、職務の幅を広げる小さな一歩として利用するのは効果的だと思っています。特に経験が浅い分野で一定の成果を出すためには継続的な努力が必要であり、その気持ちを支えるためにはある程度の自己効力感が求められます。特定の分野ですぐに成果を出せる優秀な人でない限り、数ヶ月〜年単位の継続が必要だと思いますが、この間に挫折してしまうとせっかくの努力も水の泡になってしまいます。
継続的な努力を支える健全なメンタルとして、資格を取ることは「根拠ある自信」につながるはずです。一緒に資格試験の勉強を続けていきましょう!
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