[ASO]App Store Optimization インストール数を上げる方法
ストアにアプリをリリースしたのはいいものの
なかなかインストール数が増えないってことは、
よくありますよね。
実は、アプリのダウンロードの65%は「検索」から発生しています。
つまり、アプリストアでの検索結果で上位に表示されるかどうかが
アプリの成功を大きく左右するのです。
最近、ASOを学習して1日の平均インストールが
先月の約1.5~2倍に増えたためその知見を共有したいと思います。
本記事は、AppTweakという会社の情報を
かなり参考にしております。
メルマガで最新の情報をゲットできたり
講義も受けれたりするのでASOを学習される方には
かなりおすすめです⭐️
おすすめの記事、参考記事のリンクは最後に貼っておきます!
こんな人におすすめ
・ストアにアプリをリリースしている
・キーワード選定能力が低い
・アプリのプロダクトマーケティング能力が低い
・ASOの全体像を抑えたい
⭐️アプリのアップデートでインストールが増えていければいいなと思います。
ASOとは?
ASO(アプリストア最適化)は、以下の2つを主な目的とした施策です。
- アプリの検索での発見可能性を高める
- アプリ詳細ページでのコンバージョン率を向上させる
簡単に言えば
「ユーザーにアプリを見つけてもらいやすくしインストールしてもらいやすくする」
ための全ての取り組みを指します。
キーワードをうまく使おう
各メタデータ要素とキーワードランクの関連性
メタデータ要素 | iOS | Android |
---|---|---|
タイトル | ✔✔✔ | ✔✔✔ |
サブタイトル | ✔✔ | ✔✔ |
簡単な説明 | - | ✔ |
キーワードフィールド | ✔✔ | ✔ |
説明 / 詳細な説明 | ✘ | ✔✔ |
開発元 | ✔ | ✔ |
カテゴリ名 | ✔ | ✘ |
アプリ内イベント | ✔ | ✔ |
レビュー | 可能性あり | 可能性あり |
上記から分かる通り
タイトルで最も訴求したいワードを入れるべきということが分かります。
自分は、ハングルの学習アプリをリリースしていたりするのですが
初心者が多いことから「初級」という言葉を
アプリ名に入れることで大幅にインストールが伸びました。
逆に、「単語学習」のように
広すぎる言葉しかない場合はキーワード難易度が高すぎるので
すでに地位を確立しているアプリに負けてしまい
インストールされない恐れがあります。
したがって、個人アプリが参入する場合は
タイトルにターゲットを明白に絞り
その層に訴求していくという考えが大事だなと思ってます。
キーワードを入れ込むTips
SEOツールを活用しよう!
無料で調べる方法
以下のツールで、関連ワードやペルソナを調べたりできるので
頻繁に活用しています!
例えば、よく個人開発で見かける
「タスク アプリ」の関連ワードを
ラッコキーワードで見ていくとしましょう。
以下から、検索している人の
特性やシチェーションが見えてきました。
その層に向けてタイトルやアプリキーワード
さらにアプリ本体も最適化していく。
それを、継続的に改善していくといった流れが良いですね。
タスクアプリは供給が多いので
普通のが欲しい人は
すでにレビューが多くついてて
検索で上位にレコメンドされているアプリを使うことが多いと思います。
その他ツール
以下が参考になるかと思います!
重複を避けよう
例えば
タスクアプリでのアプリキーワードのいい例と悪い例をみてみましょう。
悪い例
タスク管理,タスク,管理,todo,todoアプリ,リマインド,リマインダー
良い例
タスク管理,todo,リマインダー,スケジュール,生産性
悪い例は
「todo」や「タスク」が何回も登場してますよね!
これは最悪です。
1回でストアのインデックスに登録されるため
限られたスペースは、ユニークなキーワードを入れましょう!
さらに、「アプリ」「無料」「iphone」「ipad」などのキーワードは
自動的にインデックスされるため
キーワードフィールドに追加する必要はないので省きましょう!
ロングテールキーワードの活用
例えば、瞑想アプリをリリースしているとしましょう
基本キーワード:「瞑想」
- マインドフルネス瞑想
- 睡眠導入瞑想
- 初心者向け瞑想ガイド
- 5分瞑想
ニッチなユーザーの意図を反映する特定の複数語のフレーズです。
検索ボリュームは少ないかもしれませんが
通常は競争が少なく、ターゲットを絞ったユーザーを引き付け
コンバージョン率が高くなります。
その他ASO戦略
1. トップ10の競合アプリを特定
同じジャンルの知名度があるアプリを観察します。
2. 各アプリの以下の要素を分析
- アプリ名とサブタイトル
- 使用しているキーワード
- スクリーンショットの特徴
- 説明文の構成
- レビュー
個人的に、レビューを見るのはいいですね!!
なんの機能がユーザーに刺さっているのか
何が嫌がられてるのかがイメージできるようになるからです。
新規アプリとかの案にも使えます。
レビューからMVPも作れますしね!
スクリーンショットの最適化
A/Bテストや
デザインがしっかりしていることは前提で
以下の点に注意すると良いです!
最初の3枚に注力
-
最も目に触れる機会が多い
最初の3枚がユーザーの注目を集めるため、ここに注力する。 -
核となる機能や特徴を優先的に表示
他との差別化ポイントやアプリの主な魅力を強調。
ストーリー性のある構成
-
ユーザージャーニーに沿った流れ
ユーザーがどのようにアプリを使うかを想像させる。 -
主要な機能を順序立てて紹介
機能の関係性を整理し、直感的に理解できる構成を意識。
ローカライズ対応
-
展開市場ごとの文化的考慮
市場やターゲットに応じた文化的背景やデザインに配慮。 -
言語に応じたレイアウト調整
言語特有の文字数や配置に合わせて最適化。
定期的な更新
-
新機能の追加時に更新
アプリの進化を反映させ、常に最新の情報を提供。 -
季節やイベントに合わせた変更
ユーザーとの関係を強化するため、タイムリーな更新を実施。 -
コンバージョン率の継続的なモニタリング
データに基づいて改善を繰り返し、効果を最大化。
上記ですが
こちらは、発注するのがいいかなと思います。
レビュー・評価の重要性:コンバージョン率への影響
統計データが示す重要性
- ユーザーの79%がダウンロード前にレビュー・評価を確認
- 71%のユーザーが評価4以上のアプリに好印象
- 評価を3から4に上げるだけで、コンバージョン率が最大89%上昇
なぜレビュー・評価がこれほど重要なのか?
-
視認性の高さ
- 星評価は画面上で目立つ位置に表示
- 一目で品質の判断が可能
- ユーザーの初期判断に大きく影響
-
信頼性の指標
- 特にファイナンス系アプリなど、信頼性が重要なカテゴリーで重視される
- 類似アプリの比較時、評価の高いアプリが選ばれやすい
- 実ユーザーの声として説得力が高い
目標とすべき評価スコア
- ベストケース:4.3以上
- 最低ライン:4.0以上
- 4.0を下回るとコンバージョン率に大きな悪影響
実践的なアプローチ
- 評価スコアの定期的なモニタリング
- 低評価の原因分析と迅速な改善
- ユーザーフィードバックへの積極的な対応
- 継続的な品質改善サイクルの実施
このようにレビュー・評価は
アプリの成功を左右する重要な要素です。
特に競合の多いカテゴリーでは
高評価を維持することが差別化の重要なポイントとなります。
アナリティクス分析
あるユーザのアプリを開いてくれた回数です。
何回も開いてくれてるユーザであるため
レビューや高評価をお願いすることで
ストア評価を上げるチャンスです。
以下のように
高評価くれそうな人に
訴求することを試してみたりしています。
こちらを参考にしました。
どのページが一番使われているかを分析して
その機能をもっと良くしていくと
UXが上がることが予想されますよね!
KPI目標で
ユーザ維持率や課金率
などを数値目標に落として分析すると
モチベが上がります!
最後に
自分もまだまだで
こっからどんどん仮説を立てて検証して
を繰り返していきます。
個人でこういった知見を高めることは
本業のアプリのUX改善やコーディングに
大きくいきてくると思います。
必ずユーザがいて
その人たちの声を聞いて
改善を繰り返すサイクルの
本質は同じですからね。
また、文章も改行を多めに入れていくスタイルにしました。
こちらの方が個人的にはいいですね。
claudeをうまく使いながら
ライティングの学習も頑張ってます!
今後は
マーケティングの強化
UI改善にも以下を参考にしながらやっていきます。
参考資料
1. Apple Search Adsとは?
- 公式解説: Apple Search Ads Essential Concepts
- 動画解説: YouTube動画
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