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アジャイルリーダーシップを読んだ感想をまとめてみた

2023/02/11に公開

「アジャイルリーダーシップ: 変化に適応するアジャイルな組織をつくる」を読んだので、その感想をまとめていく。
https://www.amazon.co.jp/dp/4320124936

リーダーとマネージャー

自分の考えとして、「リーダーとマネージャーは別物」と考えているのだけど、本書では「すべてのマネージャーはリーダーだが、リーダーは必ずしもマネージャーではない」と言っている。
マネージャーをリーダーとして扱い、マネージャーに向けた内容が書かれていたのが印象的だった。

本書とは別にリーダーシップについて書かれたブログを読んで思うのは、リーダー(人)とリーダーシップ(影響力)として捉えることができるということ。
マネージャーには確かにリーダーシップが必要なのだと思う。
http://lifenavi-coach.com/archives/88988043.html

アジャイルは文化。アジャイルをやるのではなく、アジャイルになる

本書で繰り返し書かれてるのが、アジャイルは文化であって、特定のプラクティスを行うことがアジャイルというわけではない、ということ。
マインドセットが伴わずプラクティスだけのアジャイルは疲弊すると書かれていて、これは本当にその通りだなと思った。
アジャイルとは何か?アジャイルになると何が嬉しいのか?
チームであるいは組織でアジャイルになるために、マインドセットに対する共通認識を持いたい。

まずは自分から変わる

チームや組織のマインドセットを変えていくために、まず自分が変わりましょうと。自分の行動を変えてリーダーシップを発揮することで他者に気づきを与え、内発的な変化を促すのが重要なんだなと。
「こういうマインドセットを持ってくれ!」と外から押し付けたくなりがちだけど、それだと人は変わらない。

アジャイルになると何が嬉しいんだっけ?

大事なのがここだと思ってるのだけど、アジャイルになると何が嬉しいのか?ということ。
アジャイルは文化であると同時に、目的達成のための手段でもある。アジャイルになることで、どうして目的達成に近づけるのか?このあたりの認識は、ブレずに言語化しておきたいなと思う。

まとめ

去年にリーダーシップを取る役割を持ったこともあって、リーダーシップとは?みたいなことを色々と悩んでたのだけど、本書を読んで自分なりのリーダーシップに対する解像度がより上がったように思う。
リーダーシップ論に関しては他にも色々と勉強しつつ、アジャイルとは何か?の言語化もしっかりしていこう。

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