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Fastly Compute を便利に使う Tips (3) 公式から公開されているソースコードやベストプラクティス

2023/12/25に公開

この記事は Fastly Compute (旧 Compute@Edge) 一人アドベントカレンダー 24 日目の記事です。

Fastly が公式に公開している Compute のコードやデモは多岐にわたっているのですが、配信方法が多岐に渡っていて Web サイトや GitHub リポジトリ、コミュニティサイトなど様々な方法で公開されていてすぐに全容を掴むことが難しいと感じることがあります。本稿ではソースコードやベストプラクティスという観点で公式情報を見る場合にはどのページを見ればよいかというガイドとリンク集を作るつもりで、個人的に気になる内容を中心に紹介していきます。

GitHub (github.com/fastly)

GitHub 上の Fastly org 上では様々なリポジトリが公開されていますが、Starter Kit や各言語の API クライアントなど Compute 以外の用途のリポジトリも数多く公開されています。Compute に絞った形で見ていくと、2023 年末現在で以下のようなリポジトリが見つかります。

Developer Hub

Fastly の Developer Hub(https://developer.fastly.com/) は Compute 周りの開発に関する情報量が最も多い Web サイトで、Getting Started ガイド、API リファレンス、チュートリアルやデモなどあらゆる情報が公開されていて、今回の一人アドベントカレンダーの中でも何度も紹介させてもらっています。中でも Core Concepts と呼ばれる章は Fastly を使いこなす上でベストプラクティスがまとめられている章になっていて、使い込んでいくと何度も参照することになります。

Develoer Hub の中でソースコードや Demo が確認できる主なページは以下の通りです;

  • Solutions > Code examples
    • 大量のサンプルコードが公開されています。
    • 画面左のサイドバーで言語カテゴリを選んでサンプルをみていくことになります(検索性が低いのが玉に瑕ですが・・)
  • Solutions > Tutorials
  • Solutions > Starter kits
    • RustJavaScript での OAuth2.0 の実装をはじめとした開発初期のテンプレートとして使えるリポジトリが紹介されています($fastly compute init で初期化する際に利用されるテンプレートの中身も確認できます)
  • Solutions > Demos
    • Captcha の例や TensorFlow Lite を使った Edge ML の例、Fanout を使ったリアルタイム処理の実装例など各種動作を体験できるデモが公開されています

Fastly コミュニティ

Fastly Connect(https://community.fastly.com/) と呼ばれるコミュニティサイトでは掲示板形式で Compute 含む Fastly 全般について情報交換や質問、議論などが行われていて、コードが思ったように動かない時などに GitHub の Issue 等以外でもこちらの場で質問や議論などをすることができます。英語でのコミュニケーションにはなってしまいますが比較的回答がつく確率は高いと思いますので、もし何か気になる内容があればこちらで尋ねてみるのもよいかと思います。

まとめ

本稿では Fastly の公式サイトや GitHub 上でで公開されているソースコードやベストプラクティス等のコンテンツについて個人的に気になる内容を中心に紹介しました。最終日の次回の記事内容は未定です(※投稿が完了したらこちらも更新するかもしれません)

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