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【イベントレポート】10Xを実現する令和トラベルのプロダクトマネジメント術【第12回LT会】

2024/07/26に公開

こんにちは!令和トラベル エンジニアリング部です。
この記事では、2024年6月28日にオンライン・オフラインのハイブリッドで開催された、第12回LT会の様子をご紹介します!
https://reiwatravel.connpass.com/event/319970/

Tech LT会とは?

令和トラベルのエンジニアリングチームは 『あたらしい旅行を、デザインする。』 というミッションのもと、日々多くの課題を解き続けています。仕事に取り組む中で得た個々の知見をチーム全体に還元し、みんなで学び、成長するために、私たちは毎月Tech LT会を開催しています。

今回のLT会では ” 10Xを実現する令和トラベルのプロダクトマネジメント術 ” と題し、弊社のPM3名(※)が登壇しました。NEWTの10X実現のために取り組んできた、令和トラベルのプロマネを大公開します!

※令和トラベルでは、プロダクトマネージャーをPMと呼称しています。

登壇内容について

以下のラインナップでお届けしました。それぞれの登壇内容について簡単にご紹介していきます。

  1. NEWTの10Xを実現するプロダクト優先順位の考え方について(藤沼/@fuji6q
  2. 基幹システムの”使い手”から” 作り手”になったわたしのPM術(小西/@ri_ho524)
  3. 令和トラベルで実践中! Notion / 生成AI活用でPM 生産性 10X 術(宮田/@miyatti)

1. NEWTの10Xを実現するプロダクト優先順位の考え方について

創業から1人目PMとして令和トラベルにジョインした藤沼より、PMとして大切にしていることや、NEWTリリース前のケースを用いて、実際にどのような意思決定をしていたのかの実例など、以下のトピックスを中心に紹介しました。

  • 10Xに必要なバックログの優先順位の考え方
  • 順番を考える軸としての「五味一体」
  • NEWTリリース前期間の具体例

発表資料全体はこちら!
https://speakerdeck.com/reiwatravel_0405/newtno10xwoshi-xian-suru-purodakutoyou-xian-shun-wei-nokao-efang-nituite

2. 基幹システムの”使い手”から” 作り手”になったわたしのPM術

2人目は、トラベルマネジメントシステムのPMである小西の発表です。NEWTの10Xをささえるトラベルマネジメントシステムにおける開発の難しさと、その課題解決について、小西がどのように考え対応しているかを紹介しました。

◆ 難点1:パターンが膨大な旅行ドメインの紐解き
最小単位をいかに見定めるかが大切で、そのために全容理解は中途半端にしないよう心がけている。その点、業務経験があったことはアドバンテージになっており、実際に自分が業務側に立つことがなくとも、ディスカバリー段階で実業務をやってみることは解像度を高め表面的な理解で終わらせない上で必要。

◆ 難点2:事業成長のための機能開発とUX向上のバランスの取り方
実務を経験したからこそ一層使い勝手の要望については共感しがちだが、感情を抜きにして、事業成長を見据えた上での定量的な判断を心がけている。
目下徹底的なオートメーションを掲げる上で、UX観点は工数インパクトはなかなか表現しづらい部分ではあり、だからこそ優先度が落ちてしまいがちだが、例えばそれがクリティカルなインシデントに繋がるオペミスを誘発するものであれば改善すべきであると考えている。

発表資料全体はこちら!
https://speakerdeck.com/ri_ho_524/20240628-reiwa-travel-tech-lt

3. 令和トラベルで実践中! Notion / 生成AI活用でPM 生産性 10X 術

LT会の締めを飾ったのは、NEWTのPMに加え社内に新設されたLLMチームのリーダーでもある宮田です。前半はNotionなどのツール活用術、後半は生成AIを活用したPMプロセス生産性10X術にフォーカスした内容について発表がありました。

前半: 過去の経験から学んだツール活用アプローチを紹介しつつ、令和トラベルでは JIRAで企画/開発共通のタスク管理を行ったり、Notionで「Why-What-How」フレームワークを用いたPRDフォーマットを作って施策の検討・マネジメントをしている事例を紹介。

後半: チームをつなげる生成AI活用については、Claude(LLM)を使用してフロー情報からストック情報への変換を行い、Dify(RAG)+ Chatbotによるストック情報の効率的な検索と活用している事例を紹介。

発表資料全体はこちら!
https://www.docswell.com/s/miyatti/ZLL783-2024-06-28-224843#p1

懇親会パートの紹介

発表後には、毎回恒例の懇親会を開催しました!
発表を聞いて気になった部分への深掘りの質問や、会社の枠を超えた交流が活発に行われ、オフラインで参加してくださったみなさんにとっても、充実した交流会となったのではないでしょうか。

今回はプロダクトマネジメントがテーマだったこともあり、エンジニア以外の方にも多く参加いただき、さまざまな話題で盛り上がった懇親会となりました。

まとめ

登壇した3名のPMにそれぞれ感想を聞いてみました!
藤沼:
「令和トラベルに関わり始めてから3年半、NEWTリリースしてから2年3ヶ月が経ったのですが、常に信じられないくらい成長しています。これからもNEWTは非連続な成長に挑戦をしていきたいです!

4.4兆円の海外旅行マーケットが急激に回復していく中でもっと大胆な仕掛けや旅行のスーパーアプリを目指して多くのプロダクトをもっともっとリリースしていきたいので、PMのみなさまぜひ旅行の歴史を変えるようなプロダクトを一緒に作りませんか?」

小西:
「こういった登壇が初で、かつNEWTというプロダクトがあるなかで基幹システムのプロマネの話をって刺さるのかな?と不安でしたが、Xみたら共感の声などがあって安心しました‥!

基幹システムや旅行ドメインの話で半分以上時間を使ってしまい、結局どうプロジェクトマネジメントしてるんだ、という話がふわっとしてしまったので、詳しくはnoteにまとめようと思います、ぜひ見てください(笑)

また、目先は自動化をベースに機能開発しているものの、NEWTの商品カバレッジをあげるのもトラベルマネジメントシステムの役割の1つであるなど、ある種これまでにないビジネスモデルを作る根幹でもありtoCとはまた違った面白さもあるので、興味がある方はぜひカジュアルにでもお話しましょう!」

宮田:
「LTにあたってツールの話と、生成AIの話をまとめていくなかで、最初はわりと自分でも別々のジャンルのものと考えていたのですが、意外とつながってる話だなーときづくことができました。

生成AIなどは、最近の ”はやり” ではありますが、あくまでもツールという捉え方が正しくて、人間がツールとして、Notionなど今まで工夫しながら運用してきたサービスと生成AIをうまく組み合わせながら、人間の力を最大限にエンパワーするためにどんな工夫をしていったらいいのかというところが重要だということだなと思いましたし、そこをがんばっていこう!と自分の中で整理ができまして、よき機会でした!」

8月LT会は、"進化するLLM" がテーマ!

令和トラベルでは、このように技術的な知識や知見・成果を共有するLT会を毎月実施しています。発表テーマや令和トラベルに興味をお持ちいただいた方は、だれでも気軽にご参加いただけます。

8月開催は、なんと 【株式会社mento × 株式会社令和トラベル】 の2社合同での開催となります!「進化するLLM ~プロダクト開発における活用術~」 というテーマで、株式会社mentoよりTaiki Sugiura、 株式会社令和トラベルよりIppo MatsuiDaisuke MiyataがLT登壇。

オフィスとオンラインのハイブリット開催となりますので、ぜひご参加ください!
https://reiwatravel.connpass.com/event/326112/

令和トラベルでは一緒に働く仲間を募集しています

この記事を読んで会社やプロダクトについて興味をお持ちいただけましたら、ご連絡お待ちしています!フランクに話だけでも聞きたいという方は、カジュアル面談も実施できますので、お気軽にお声がけください。
https://www.reiwatravel.co.jp/recruit

今後も定期的に、令和トラベルの技術や組織に関する情報を発信するイベントを開催予定です。connpass のメンバー登録をしていただき、最新情報をお見逃しなく!

それでは次回のブログもお楽しみに!Have a nice trip!!

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