衛星データプラットフォームTellusユーザグループを作った話(その後の活動振り返り報告)
この記事は 宇宙関連アドベントカレンダー 2020 の 13 日目の記事です。
今年の夏頃に 衛星データプラットフォーム Tellus の非公式ユーザグループ 宙人(そらんちゅ) を立ち上げました。
立ち上げ当時のきっかけ等については note に書いてあります。
上の記事の内容をざっくりと要約すると「衛星データを扱った事なくて技術的な質問とか情報を交換したいけど、できる場所が全然なかったから、AWS や GCP みたいに Tellus のユーザグループを Discord に作ったよ」みたいなことを書いています。
今回の記事では、「立ち上げてからのその後」「実際にやってみての反省点」「今後やっていきたいこと」等の振り返り結果を書いていきます。
読み物というよりも活動報告的な感じになりました。
立ち上げてからやったこと
モブプログラミング
立ち上げ当初は、オンラインイベントの Tellus Fes 「7 日でマスター!基礎から学ぶ衛星データ講座」が終わったあとの時間を利用して、モブプログラミング会を開催しました。
Tellus の開発環境を触りながら、どういう風に衛星データを扱えるのかを学ぶことができ、実際にモブプロでやった内容をまとめて Tellus のオウンドメディアである宙畑に記事を出すこともできました。
Signate コンペ参加
Signate で Tellus 主催の衛星データ分析コンペティション も始まったので、最初から一緒に取り組むチームメンバー募集をしたりしました。ここらへんも、自分一人でやるより議論等をふまえて知識を付けられた気がします。
宇宙関連技術の質問とか雑談
まず衛星データを扱うために、どのようなツールが標準的なのかもわからなかったので、初歩的な質問に答えてもらったり、Tellus を使っていて困ったことやニュース等を共有していました。
良かったこと・反省点
活動をしてみての振り返り
良かったこと
- Tellus オウンドメディア宙畑 のメンバーにも参加してもらえて、質問等を解決できている
- モブプログラミング等を行うことで衛星データを扱うための知識が身についた
- 宙畑の記事を出せるなどアウトプットまでもっていくことができた
反省点
- モブプログラミング会は何回かやっていくうちに、新しい人や一度抜けてしまった人が再度入りにくい状態になってしまっていた
- またモブプログラミングのネタが無くなってしまって、丁度よいレベル感の衛星データを利用したお題の選択が難しい
- アクティブな(発言したりする)ユーザが少なく固定されている
今後やっていきたいこと
- 衛星データを利用するための技術的な勉強会を定期的に開催していきたい(今度は LT メイン)
- もう少し気軽に参加できるコミュニティにしていくために、Discord Bot 等を活用して発言する敷居を低くしていきたい
- コミュニティの宣伝的な取り組み(技術記事やイベントレポート等)
全体的な所感
参加してくださったコミュニティの皆さんのおかげで、学習できる環境は整いつつあります。
更にコミュニティの人も増やして、衛星データ界隈全体を盛り上げていけるように引き続き活動していきます 💪
宣伝
2020 年 12 月 22 日(火)に開催される、Tellus のイベントTellus Satellite Cafe で今回のコミュニティについてや、宙畑に書いたゴルフ場の判別記事について発表をする予定です。
また、Tellus ユーザグループコミュニティもメンバー募集中ですので、衛星データ等に興味あるエンジニアの方は参加お願いします。
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