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Google Driveで運用している Obsidian を Claude Desktop MCP で操作する
前回、mcp-obsidianを利用した次のような記事を書きました。
後々気付いたのですが、Google Drive で逐次ファイル読み込みを行う場合、Claude でファイル読み込み時に毎回エラーが発生し、正しく読み込めませんでした。
他の方法
上記の記事では、Obsidian のプラグインである Local REST API
と MCP Tools
を利用して、Obsidian 側で MCP サーバーを立てる方法を紹介しています。しかし、この方法もインストール時に問題が発生しました。日本語が含まれる "G:\マイドライブ\obsidian"
のような Vault ファイルパスでは、サーバーのインストール時にエラーが発生し、正常に動作しませんでした。
他の方法 2 (これで解決)
次に、mcp-obsidian の PyPI 版を試してみました。前回の記事で使用したのは npm 版で、今回は別のライブラリです。この方法では、Local REST API
を利用して Obsidian で REST API サーバーを立て、Claude Desktop 側で MCP サーバーを起動します。
この方法の利点は、設定に必要な情報が最小限であることです。API キーと REST API URL(ローカル Obsidian サーバー)のみで設定可能で、claude_desktop_config.json に日本語を含める必要がありません。
{
"mcp-obsidian": {
"command": "uvx",
"args": ["mcp-obsidian"],
"env": {
"OBSIDIAN_API_KEY": "<your_api_key_here>",
"OBSIDIAN_HOST": "<your_obsidian_host>"
}
}
}
この設定で起動したところ、検索やファイル読み込みが正常に動作するようになりました。
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