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PyCon JP 2025 In 広島 参加レポート【Goldスポンサー協賛 / セッション登壇】

に公開

こんにちは!
RecustomerでエンジニアをしておりますMasayaです!

この投稿は2025年9月26〜27日に開催されたPyCon JP 2025 In 広島に参加してきましたので、その参加レポートになります🐍

弊社は昨年に引き続きGoldスポンサーとして協賛させていただき、かつ複数のエンジニアが登壇しましたので、その様子も含めて、ご紹介させていただきます!

昨年の参加レポートはこちら

PyCon JP 2025 とは

https://2025.pycon.jp/ja

PyCon JPとは国内最大級のPythonカンファレンスであり、多くのPythonエンジニアが集まり、知見や体験を共有し合う場です。以下は公式サイトより引用した文章になります。

PyCon JP は、Python ユーザが集まり、Python や Python を使ったソフトウェアについて情報交換、交流をするためのカンファレンスです。 PyCon JP の開催を通じて、Python の使い手が一堂に集まり、Python にまつわる様々な分野の知識や情報を交換し、新たな友達やコミュニティとのつながり、仕事やビジネスチャンスを増やせる場所とすることが目標です。

昨年までは東京開催でしたが、今年は初の広島開催となりました⛩️

Goldスポンサーとして、スポンサーブースで「Pythonの好きなライブラリ」を募集しました

https://x.com/curekoshimizu/status/1971864971996025204

スポンサーブースではノベルティとしてRecustomerロゴ入りのハンディファンを配布したり、「あなたの好きなPythonライブラリは?」というお題でアンケートを行いました!

FastAPIの作者の方もスポンサーブースに来てくれたりなど大盛況で、楽しく参加者の方々と交流させていただきました!

アンケートにご協力いただいた皆様ありがとうございました!
以下結果となります!

📮票数 60票

🥇1位 Flask 5票
🥈2位 Django 4票
🥉3位 FastAPI 3票
🥉3位 numpy 3票
🥉3位 Django Ninja 3票

セッションにRecustomerから5人のエンジニアが登壇しました

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000046039.html

昨年は4人登壇しましたが、今年は5人登壇しました!(Recustomerのエンジニアは9名)
ご聴講いただいた皆様ありがとうございました!

改めて各登壇者の登壇資料と感想コメントをいただきたましたので以下に掲載させていただきます!


1. Pythonスレッドとは結局何なのか? ~CPython実装から見るNoGIL時代の変化~

https://x.com/curekoshimizu/status/1971472147664207959

📃 感想

今回の登壇は、昨年の PyCon JP 2024「Pythonの数学機能を学ぼう!その仕組みも学ぼう!」に続いて2回目でした。いずれも CPython の内部 に踏み込む内容で、知る人ぞ知るテーマではありましたが、会場の席がほぼ埋まり、とても驚くと同時に嬉しかったです。
特に「Sun」「486」「Pentium」といったワードを口にしたとき、会場の一部でクスッと笑いが起きたのが印象的でした。少し"おじさんホイホイ"なスライドになりましたが、歴史の文脈を手掛かりに、いまの Python の立ち位置を描く試みとして、手応えを感じています。
当日の内容は Recustomer のブース でも大いに盛り上がりました。こういう話題が好きな方は、ぜひ気軽に声をかけてください。お話できるのを楽しみにしています。
参考ポスト:https://x.com/curekoshimizu/status/1972237277855396069


2. Pythonで実現する堅牢なシステム設計 - イミュータブルがもたらす恩恵

https://x.com/MmMm70641/status/1971433860794884457

📃 感想

昨年は弊社で活用しているDjangoNinjaのお話をさせていただきましたが、今年はモデリング周りのお話をさせていただきました!
Recustomerも徐々に大きなシステムへと成長してきている一方で、それに伴い過去の実装の負債が顕在化してきていたりします、、
普段の業務からチームメンバーと設計やモデリングの話をする機会が多々あり、その過程で得た知識や経験を皆様のお役に立てていただければと思い発表させていただきました!
発表当日はトラブルがありながらも無事皆様にお伝えしたかったことはお伝えできたかなと思っています!
来年も登壇できるよう引き続き色々な知識を吸収しつつ実践をして経験値を貯めていきたいです!
PyCon JP 2025の運営の方々、参加された皆様、ありがとうございました!


3. フロントエンドエンジニアが Python エンジニアになって見えた世界!

https://x.com/an_okina56/status/1971848056116334888

📃 感想

この度、PyCon JP 2025 にて「フロントエンドエンジニアが Python エンジニアになって見えた世界!」というタイトルで登壇させて頂きました!
会場最大のフェニックスホールということもあり登壇前日から緊張してましたが、いざ本番になると比較的冷静でいられました。
また、独特な眺めで視線が難しく、うまく話せたか分かりませんが、とても良い経験ができたと思っております!
発表内容としては、前半は、TypeScript と Python の比較をして、両言語の良いところと悪いところをピックアップする形式をとりながら、どちらかを経験してなくても分かって貰えるような構成にしました。
また後半は、実際のコードを踏まえながら前半の説明の伏線回収ができるような内容を極力盛り込み、かつ新しい要素を追加する手法を取りました。少しでもお役に立てる情報を持って帰っていただけたなら本望です!
また、登壇メンバー5名でブースをだしまして、Python 好きな方々と技術的なお話や会社の紹介をしました。会場ブースにお越しくださった皆さまと運営の皆さま貴重な経験になりました。本当にありがとうございました!


4. mypyの10年、pyrightの5年、tyの挑戦 - 型チェッカー進化論

https://x.com/curekoshimizu/status/1972231638903038130

📃 感想

今回は PyCon JP 2025 に初参加し、「mypyの10年、pyrightの5年 tyの挑戦 - 型チェッカー進化論 -」というタイトルで登壇させていただきました。初めての大きな舞台で緊張もありましたが、発表を通して多くの方と交流でき、とても貴重な経験になりました!
Python歴はまだ短いながらも、思い切って挑戦して本当によかったと感じています。型チェッカーにあまり馴染みのない方にも足を運んでいただき、興味を持って聞いてもらえたのはとても嬉しかったです!
当日は Recustomer のブースにも何人かの方に立ち寄っていただき、発表の感想やコメントを直接いただけたのが印象的でした。温かい言葉をかけてくださった皆さま、そして運営の皆さま、本当にありがとうございました!
これをきっかけに、Recustomer株式会社にも少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。


5. Streamlit は社内ツールだけじゃない!PoCの速さで実現する"商用品質"の分析SaaSアーキテクチャ

https://x.com/K______dash/status/1971820261696843876

📃 感想

今回、PyCon JP 2025 にて「Streamlit は社内ツールだけじゃない!PoC の速さで実現する'商用品質'の分析 SaaS アーキテクチャ」というテーマで初めて登壇させていただきました。
国内最大のPythonカンファレンスということもあり、正直なところ本番前はかなり緊張していました(笑)。
この発表で私が一番伝えたかったのは、単に「我々はこう実装しました」という事例紹介に留まらず、その背景にある「なぜその設計を選んだのか」という理由を誰もが持ち帰れる普遍的な「型」や「キャッチコピー」に昇華させることでした。
「横断的関心事は、すべて"門"で迎え撃て」といった各パートの最後に載せていた文言がその象徴です!
ありがたいことに、発表後には多くの方から温かいフィードバックをいただきました。
特に、X でいただいた「採用理由を一般論としてキャッチコピーにしてくれてるのがすごい。アプリケーション開発に即効性がある」というコメントを拝見した時はまさに狙い通りだったので本当に嬉しかったです。
また、登壇後にも直接「デコレータの設計パターンが参考になった。散らばっていた関心事をまとめる最適解が見つかった」等と声をかけていただき、弊社での知見が誰かの具体的な課題解決のヒントになれたことを心から嬉しく思いました。
初めての登壇は緊張の連続だったのですが、皆さんの温かい反応のおかげで発信することの喜びを実感できた最高の経験となりました。
この経験を糧に来年もまたこの場に立てるよう、そしてStreamlitに関する知見をさらに深めコミュニティに還元していけるよう、これからも頑張ろうと思います🔥
会場で聞いてくださった皆さま、そして運営の皆さま、ありがとうございました!

終わりに

本記事では、PyCon JP 2025に参加した内容をご紹介しました。引き続きPythonを使いこなして、より良いプロダクトを作り上げ、価値を提供し続けられる組織を目指していきます!

また、Recustomerでは一緒により良いプロダクトを開発するエンジニアの方を大大大募集しております!カジュアル面談も実施しておりますので、転職意思に関わらず、興味を持っていただいた方は各採用媒体から、ぜひお申し込みください!セッションでも登壇したCTOの眞鍋が必ず同席いたします!

https://herp.careers/v1/recustomer

余談ですが、弊社CTOの眞鍋が 2025/10/28 開催の「Startup CTO of the Year 2025」に出場しますので、是非ご覧ください🚀

https://newspicks.com/news/15085595/body/

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