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読んで良かったデザイン書籍 個人的ベスト5選

2023/12/15に公開

こちらは、READYFOR株式会社(レディーフォー) Advent Calendar 2023 で書いた記事です。

直近数年間で読んだデザイン書籍の中で、個人的ベスト5を紹介したいと思います!
それでは早速!

1. 誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

https://amzn.asia/d/c45vwWL

名著なのでUIデザインに関わる多くのデザイナーの方は読んでいるのではないかと思いますが、堂々のベスト1です。

Designship Do Weekend で開催された 認知科学の講座 を受けるために読みました。
この講義をされた吉橋先生もこちらの note

この本を知らずにユーザー・インタフェース(UI)のデザインは語れないというくらい重要な本です。

と書かれているくらい、確かに読むべき本です。
もちろんデザイナー以外が読んでもめっちゃ面白いと思います。
私は読み終わってすぐまた再読しました。

2. 造形の基礎: アートに生きる。デザインを生きる。

https://amzn.asia/d/07CZaP2

こちらは、武蔵野美術大学で教授をされているお二人が、デザインとは何か?アートとは何か?を対談されている本です。
私ごとなのですが武蔵美通信に通っており、そこでの指定教科書です。
もう面白すぎて、面白すぎました。

「アートとは?デザインとは?その境界は?」が気になる方はぜひ読んでみてください。

3. デザインのデザイン

https://amzn.asia/d/0UKZZeo

こちらも著名かつ手前味噌で恐縮案件なのですが、武蔵野美術大学で教授をされている方が書かれていて、
私の通っている武蔵美通信の指定教科書にもなっています。
実はまだ途中までしか読んでいないのですが(!)、序盤から良すぎて良すぎて、
何度も何度も往復して読み進めているので、まだ読み終わっていません。
1ページ1ページの情報量が盛りだくさんで溢れ出ているので、読み進めていくのが大変で非常に楽しいです。
序盤からもうめちゃくちゃ良いので、ご紹介しました。

4. フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?

https://amzn.asia/d/cyCvRsu

読めば、フォント沼にハマります。ぜひ沼りましょう。
日常の中で、文字を見る目が変わります。
どこに行っても、とっても楽しい毎日が送れるようになるでしょう。
それだけで読む価値がある本だと思います。

5. 迷ったので複数紹介します

This is Service Design Doing サービスデザインの実践

https://amzn.asia/d/05xt6ss

サービスデザインとはなにか?サービスデザインプロセスや手法を超解説されています。
事例も交えて書かれているので、読んでいて楽しいです。
約600ページある分厚く枕になりそうな書籍です。

ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン

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前半はダークパターンの説明だけど後半以降は正解パターンも紹介されています。
細かいUIの話だけじゃなく、サービスと組織全体が長期的に悪い方に向かわないようにしようねという内容で、良書でした。
例えば、KPIのための応急措置的や組織圧力により生まれたデザインのダークパターンは、サービスの全体最適に繋がらないし競合にも勝てないし長期的に不利になる。マイクロコピーを変えたりする前にサービスを今よりシンプルにしたり、体験を再設計できないかその方法を検討しよう、という話があります。
デザイナー以外が読むと良い本かもしれません。

オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理 WEB+DB PRESS plus

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オブジェクト指向がわかる人には、2-5章はサクサクと読めます。
6章の「オブジェクト指向UIのフィロソフィー」は、読み物として面白いです。
オブジェクト指向に慣れてないデザイナーの人が読むとちょっと難しいのかも?しれません。


以上です!!

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