React TokyoコミュニティでのDiscordチャンネルの利用方法
React Tokyoとは
React Tokyoは、東京を中心に、オンラインとオフラインの両方で活動するReactコミュニティです。2024年12月に発足し、2025年1月には初のオフラインイベントを開催します。公式ページもできましたので、ぜひご覧ください。
React Tokyoのオンライン活動は主にDiscordサーバー上で行います。本記事では、Discordサーバにおけるチャンネルの使い方について紹介します。執筆時点の情報であり、将来的に変わる可能性は高いです。
Discordサーバーのチャンネル設計
筆者は多くのDiscordサーバーに参加しているわけではないため、認識が一般的でない可能性があります。それでも、React Fanという英語向けのDiscordサーバーを何年か前から運用しています。このサーバーでは、当初はプロジェクト毎に多くのチャンネルを用意していたのですが、ほとんどのチャンネルは過疎化する上に、一覧性が悪いという課題がありました。参加者からの要望もあり、チャンネル数を大幅に削減したところ、非常に好評でした。そこで一つ目の設計方針は、
- チャンネル数を増やしすぎない
ということになります。もう一つの課題は、無関係の通知が多すぎると、サーバを離脱もしくはミュートしてしまうということです。これは個人的な経験からも感じるところです。Discordでは細かい通知の制御ができるものの、ヒアリングしたところでは、チャンネル毎に通知の設定を変える人は少ない印象でした。そこで、二つ目の設計方針は、
- 通知を減らす運用とする
としました。
フォーラムの活用
そこで、React TokyoのDiscordサーバーでは、チャンネルを増やしすぎず通知を減らす方法として、フォーラムを活用することにしました。通知を減らす手段としてチャンネル内のスレッドを使う方法もあり、それも活用します。これら二つは似ていますが、微妙に異なる点があります。基本的にはフォーラムは蓄積系の情報に、スレッドは即時的な情報に使用するのが一般的のようです。そのため、その方針に従うことにしました。
フォーラムを使う上での課題は、逆に通知が届きにくいことです。明示的にフォローしないと新しいコメントを見逃す可能性が高まります。これは運用上の課題と考え、解決策を模索していく予定です。
React TokyoのDiscordチャンネル
現時点では、React TokyoのDiscordサーバのコミュニティエリアには4つのチャンネルしかありません。コミュニティエリア以外を含めても数は多くなく、初めてサーバに参加した人にはこのように見えるはずです。
この中で、#交流部屋が即時性の高い情報をやり取りするためのチャンネルです。一方で、#情報・質問部屋が蓄積していくためのフォーラム形式のチャンネルです。
スレッドやフォーラムをフォローする簡単な方法はコメントをすることです。しかし、常にコメントしたい状況になるわけではありません。コメントしない場合は、自分でフォロー操作を行う必要があります。
- スレッドの場合
- フォーラムの投稿の場合
スレッドやフォーラムの投稿をフォローしていくと、ツリー状に見えるようになります。
運用上の課題
これは運用上の課題と考え、解決策を模索していく予定です
と先ほど述べたように、この運用方法がうまく行くかはまだ分かりません。方針や使い方を様々な方法で説明すると同時に、オフラインイベントを通じて参加者からフィードバックを得たいと考えています。
現状の施策としては
- #readmeチャンネルに使い方を記述する(済)
- この記事を執筆し、方針を紹介する
- websiteにフォーラムの使い方を載せる(今後)
を考えています。
最後に
以上、簡潔ではありますが、React TokyoコミュニティでのDiscordチャンネルの使い方を紹介しました。今後も引き続き運用を改善し、より良いコミュニティを目指していきたいと考えています。
React TokyoのDiscordサーバーへの参加はこちらから 👇
Discussion