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ブロックチェーンがひらく「あたらしい経済」のメモ
ブロックチェーンの活用例が知りたくてちょうど良さそうな本を読んだ。
ブロックチェーンがひらく「あたらしい経済」のメモ
リソース
やること
- 実際の応用例や構想されてることを知る
メモ
- 活用の順序としては、トレーサビリティ->コスト削減->金融->あらゆるもののトークン化->人の関係性の可視化
- 応用例(~2020年前半あたり時点)
- 地域コイン
- コミュニティコイン
- 電力の産地価値証明
- サプライチェーンのトレーサビリティ
- 二酸化炭素排出量の可視化とカーボンオフセット
- 不動産の権利管理
- 学歴や資格の記録
- 記事の価値可視化
- ALIS
- IoT機器のプログラム保証
- 人に紐づく履歴管理
- 契約の自動化、契約書の共有・保管・電子契約
- 行政サービス利用手続きのペーパーレス化
- 人と人との関係性の可視化
- 無形の物なら出来そうだけど有形な物だと時間と共に劣化を避けられないので所有権が移った時点で相手に受け渡せないなら対等な交換となりうるのか疑問。
- 証券→現金→支払いとトークン→支払いで手数は減ってるように見えるがどちらも決済手数料はかかるし、トークンでの支払いが可能なように小売店等を整備するコストを考えると証券→現金のほうが汎用性あってよくない?となる
- 不動産の所有のトークン化は技術的に所有の移転を簡易化できるとしても既存の不動産会社を排除することが一番大変そう。不動産業界のイノベーションは技術よりも既存の慣習とか人の方にあるのでは。
- STO(Security Token Offering)
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金融機関から見るSTO(Security Token Offering)の現状と課題
- ほふりとは
- 従来のほふりをブロックチェーンに変えるメリットは?
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ブロックチェーンを利用することにより、今まで困難であった投資家の把握が随時可能となったことが挙げられる。従来のほふりの管理は階層構造であるが故にほふりが最終投資家を把握していないことや、投資家の匿名性の尊重に由来し、発行体の求めに応じ投資家の状況を還元することは不可能であったが、STOの場合、社債券の不発行との枠組みを用いることで、社債原簿(後述)を介し発行体への随時還元が可能となった。発行体の中には、投資家とのコミュニケーションの活性化や金銭以外のリターンの提供、長期投資家の優遇といった点で意義を感じる向きも多いようだ。
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金融機関から見るSTO(Security Token Offering)の現状と課題
- 便利さは麻薬
- 将来の展望についての話(主に3章)は「OOOがブロックチェーンで可能になるかもしれません」という言葉がよく出てくるがどう可能になるのかがイマイチ根拠がなくて過大評価しすぎじゃん..となる
- トレーサビリティについても結局チェーンに記録するところ(=オラクル)の信頼性をどうやって担保するんですか?という点が付き纏う例が多い気がする。
- コミュニティコインやトークン
- サウナコインの例。ゲーマーやアイドルコミュニティへの応用もできるか。
- ブロックチェーンに記述された情報から販売元などの製造過程を閲覧して購入する。消費者独自でフェアトレード。
- ブロックチェーンの導入は公平公正見える化がなされるゆえに部分最適->全体最適圧が強い。部分最適で利益を取っていた人々にとっては抵抗が強い。よってブロックチェーンの流行は妨げられやすい。
- GBEC
- 中国のCBDCが実証実験開始
- あたらしい経済 NEW ECONOMY|幻冬舎のブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)情報サイト