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官公庁のレポート色々を読んでのメモ
官公庁のレポート色々を読んでのメモ
リソース
- デジタル市場競争に係る中期展望レポート/デジタル市場競争会議(内閣官房)
- 通貨と銀行の将来を考える研究会(中間報告)/野村総合研究所
- ブロックチェーンを用いた金融取引の プライバシー保護と追跡可能性に関する調査研究/金融庁&三菱総合研究所
- 暗号資産の署名鍵を取り扱うサービスに関する調査/栗田 青陽
- 暗号資産カストディアンのセキュリティ対策についての考え方(案)
- ブロックチェーンとデータプロテクション/西村あさひ法律事務所
- ブロックチェーン技術のスケーラビリティ問題への対応/日本銀行決済機構局
- DX 時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブック/総務省・経済産業省
- FinTech Innovation Hub 活動報告 第2版/金融庁
- NFT(Non-Fungible-Token)に関する動向/日本総合研究所
やること
- 官公庁や民間のリサーチ会社のレポートをざっと目を通す
メモ
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デジタル市場競争に係る中期展望レポート/デジタル市場競争会議(内閣官房)
- 変化の速いデジタル市場(=デジタルと関わる既存産業含めほぼ全て)における競争の促進を将来への展望を見据えて考える
- インターネットはネットワーク効果が働きメガプラットフォームが生まれやすい = 独占・寡占に陥りやすい
- 同時にプライバシーの懸念/リスクが生まれた
- デジタル上でのデータの質や信頼性の確保に課題
- Society5.0
- なにこれ....
- トラストをベースとしたデジタル市場
- 後半はDXが〜とかIoTが〜みたいな話が続いて疲れてくる
- メガプラットフォームによる中央集権的なデータの集中を避け個人や法人がそのコントロール及びマネージを担い、Web3.0(分散型のデータガバナンスのレイヤー)の構築を目指す
- ここにBlockchainが出てくる
- => Trusted Web
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通貨と銀行の将来を考える研究会(中間報告)/野村総合研究所
- CBDC(=中央銀行デジタル通貨)
- 銀行券利用の減少
- 日本の家計の支払い手段、クレカ30%現金38%電子マネー4%その他預金という感じか
- 暗号資産を通じた国間での送金サービス
- bitcoinは価値変動がデカすぎるのでstable coinは利用可能性が存在する。またBlockchainは支払いの面で速度の限界も存在する。
- 中央銀行マネーの要件
- 偽造や不正の抑制
- 決済の即時完了性
- 誰でも使える
- いつでも使える
- CBDCと仮想通貨の共存時のセキュリティや認証方法の確保
- CBDCは日銀と市中銀行との関係のように中央銀行と仲介者が間に挟まって利用者に払込みや受け渡しがされる仕組みを想定
- 誰が仲介者をやるか?民間企業にはコストがデカすぎて担うインセンティブがなさそう
- 利用者の認証と取引の確認、支払い・決済登録の業務を分離すればインセンティブがやや緩和されるか
- そのまま市中銀行が担えば良いのでは派が日銀内でも意見が割れている
- 誰が仲介者をやるか?民間企業にはコストがデカすぎて担うインセンティブがなさそう
- CBDCに現金代替の機能を持たせるか否か。再考の余地あり。
- 未経験から1年でキャッチアップしたブロックチェーンの学習法をまとめてみた - Gaudiy Tech Blogには他にもいくつか書いてあったけどどれも今の自分にはあまり興味を持てないものだったのであとは軽く目を通すにとどめた。